おてがるーむ内を冷やす話は一段落したので、おてがるーむ内の響きについてちょっと事件があったので書いていきたいと思います。
ある日いつものようにマイクに向かって録音作業を始めたところなんだか響きがおかしい。特定の音がぎゅんぎゅん、ぐわんぐわん、響きが一定じゃなくなっちゃった。ボクの演奏するオーボエという楽器の特性上ある程度は仕方がないんだけどそれにしても酷い、なんだこれと。
前はそんなことなかったのになんだろうと考えたらおてがるーむの密閉度を上げたせいで何か起きたのではないか、いや、それにしてもどういうこと?と。
悩んでいても仕方がないのでとりあえず部屋内にクッションを置いて色々試してみました。
ある程度変な響きは抑えられた気がするけど根本的な解決にはなっていない気がしたのでさてどうするかと考えて、困った時のいつもの癖、アマゾン・・・
購入したのは白で24枚入り。ちょうどセールをやっていたので3664円で買えたのですが、衝動買いにしてはちょっと高め。全然変わらなかったらどうしようとおびえながら届くのを待ちました。
強力な両面テープが付属されていたのでそれをそのまま使えばよかったんですが、どうしても剥がせる状態にしておきたかったので天井はマスキングテープを貼った上に両面テープを使って貼り、側面はマスキングテープだけでとりあえず貼り付けてみました。果たしてその結果は?!
全然変わらない(笑)
いかにおてがるーむの吸音性能が優れているのかがよくわかったというかわからされたかというか、もうびっくりするくらい変わらないわけ。貼ったり剥がしたりと色々比べてみたところ、唯一、天井に貼ったのとおてがるーむの扉に貼ったのはなんとなく効果があり、ビンビンしたビリ付き音がマイクに入らなかったので残すことにして、他は全部剥がしちゃいました。
マイクに入る音が一定にならないのはマイク位置を下げ、ゲイン下げて録ることによって対応したのでせっかく買ったのに吸音材がいらなくなっちゃった。
じゃぁどうしようかってことで部屋の扉に貼り付けてさらに部屋自体の防音性能を上げてみることにしました。
扉の重厚感が+30あがった!
遮音シートを貼ったことによって重くなった扉がさらに重くなっていい感じになりましたよ。効果は今ひとつですけどね。
せっかく吸音材貼ってみたのにあんまり変わらなかったのは、もしかしたら今回買った平面タイプではなく凸凹になったものだったらもっと効果が感じられたのかも。ただ、オーボエを演奏する限り反射音、反響音は気にならないので楽器によるかもですね。歌の人がよく貼っているのをお見かけするのでやはり発生元の音響特性によるのかな。
おてがるーむ自体の吸音性能がもともと素晴らしかった、吸音材貼ったけど必要なかった、そんなお話でした。