「あのぉ、お時間が、あるときに・・・」
足早に、クライアント先に向かっている時に急に呼び止められた。
駅のホーム。 電車を待つSponge・デブ。
「やばい。時間がない・・・」
クライアントは、ジャイアンみたいな面の強敵がいるのに。
殺るか、殺られるか・・・。
とりあえず、現地へ急がないと。
駅のホームは、今にも死にそうな顔をしたサラリーマンであふれかえっている。
気温が高いからといって、CoolBizをするわけにはいかない。
そんなことを考えていた。
すると、向こうからなにかが向かってくるではないか。
ん?
なんだ?
まさか、綺麗なお姉さんか? そんな、困るなぁ こんなときに。
んんんんんん????
よく見てみると
クっシャクシャの顔をした
おじいちゃんだった。
なんだ、なんでこっちへ向かってくるんだ・・・
(((゜д゜;))) アワアワ・・・
おぃ、おぃ・・・
ついにおじいちゃんがSponge・デブの前で止まった。
まじかで見ると、おじいちゃんはかなり小さい。
「あのぉ・・・
「あのぉ・・・お時間があるときに
「これ読んでください。
ふぇ??
(((( ;°Д°)))) アワアワ・・・
「僕が書いた作文です・・・
あ、はい。
どうも。
おじいちゃんのポッケから
くっシャクシャの紙が出てきた。
そして、手渡される。
一瞬、にやにやしてしまった。
不思議すぎる。
もしや、、、ここはナルニア王国か!?
まさか・・・ライオンが近くにいるんじゃないか?
とりあえず、出発進行の合図をするフリをしながら
あたりにライオンがいないかチェックする。
大丈夫か
まさか、
これは、何かのテロか?
先日、会社の同僚(アブノーマル)にもらった
「スパイ 技術ハンドブック」
という本に、こんなことが書いてあった。
特定人物を狙った暗殺には
お年寄りなどの情を誘う、ごく普通の格好をした捜査官を近寄らせると。
Sponge・デブの脳裏におそろしいシナリオがよぎる。
とりあえず、i-podの曲を
Destinys Child の “Soldier” にする。
雰囲気作りも重要だ。
フレーズが頭から離れない。
I know some soldiers in here (where they at, where they at) ♪
まさか、この紙はかなりハイテクなGPS機能が搭載されているのか
それとも、この紙自体が、周囲の温度が35度(人間の体温)を超えると
溶けて、人体に被害を及ぼす薬物にかわるんじゃないか。。
おそるおそる、広げてみた。
なにやら、本当に趣味で作文を書いている様だ。
内容は、簡単に言うと
『笑顔で、何事も取り組めば必ず好運はやってくる』
という内容だった。
不思議な出会いだったが
ストレスを感じる社会で働く身として
少し、気分が楽になった気がした。
あらためて、人生って一度しかないもの
楽しめばいいかと 見直せた感じがした。
おじいちゃんのパワーは無限なのかもしれない。
またどこかで。
そうさ、俺はSponge・デブ♪





