約1年ぶりの投稿となりますのであまり見てもらえないのかもしれないけれど
フォロワーさんの家族はダックスが多いと思うので私が今回経験したことでどうしても皆さんにお伝えしたくて。
でも、こんなこと聞かなくてもすでにわかってる方ばかりかもしれませんが
るるとブログ上で仲良くしてくれた方ばかりなのでお伝えしときたいと思いました。
5/3 発症一日目 17:30ごろ
今普通に歩いていたるるがおかしい。後ろ足がグニャと麻痺している。特に前触れも全くなく・・・
見た瞬間ヘルニアとすぐわかりましたので、即病院に行きました
診察の結果、皮膚感覚はあるが足を引きずってるので グレード3 との診断
以前さくらもヘルニア発症しましたが おそらくグレード2にもなってないぐらい ステロイド服薬して数日で普通に戻りました。
今回はヘルニア初期によく効くという注射をしてもらいました。
初日は痛そうで後ろ足が動かないのも本人は理解できず可哀想です。
5/4 発症二日目
神経反射をみてもらったら昨日よりいいとのこと
安心して帰宅
確かにるるの表情も変わり、ゆっくりできてるような感じでした
5/5 発症三日目
神経反射昨日と変化なし
おそらく先生的には向上していることを期待されていたんだと思うが結果が思ったような状況でなかったと思う
念の為5/10にCTと手術の予定を入れる
この日の夜は小刻みに震え座っている状態で一晩過ごしてるようで寝転ぶこともできない様子
可哀想すぎてとても不安になる
5/6 発症四日目
夕方の診察予定でしたが、あまりにも悪化してるような気しかせず連れて行く
この時、尿も点滴のように勝手に出てきている感じに変化
神経反射明らかに悪化
ただ深部、肛門反射は残っているとのこと グレード4
本日手術しましょうと 予定を無理に入れていただきました
夕方面会に行き朝よりも表情が良くなっていて本当に一安心
CTで見たところ、髄核で石灰化が起こり繊維輪から飛び出し脊椎を圧迫
ここまではダックスなど「軟骨異栄養犬種」と呼ばれるわんこたちに多いようです
ですが担当医が14年獣医をやっていてこんな広範囲で石灰化してる子は初めてみたとのことでした
今回の原因箇所以外にもたくさん石灰化してるとのことです
おそらく何度もヘルニアを起こすんだろうなと思っています
5/7
術後は表情も良くなっているので今日はもっと元気になっているだろうと期待していったが・・・
突然の体の変化、慣れない環境だからなのか自分から食事もとらず強制給餌とのこと
地獄に落とされた気分です
後ろ足の反応も良くなっていないとのこと
そして一番恐れているのが 「進行性脊椎軟化症」です
術後見た感じでは大丈夫だと思うと言っていただいてましたが、術後に発症することもあるようです
発症したら数日なくなる治療方法のない病気です(ただし手術に試みてくれる病院はあるそうです)
2日様子見て上半身にも麻痺が起きてきてなかったら少し安心はできるようですが今まだこれが心配でなりません。
障害が残ってもいい、ただただ命を助けてほしい。たった3歳10ヶ月です。
助かってくれたならリハビリも頑張るし、車椅子だって使ったりすることもできるんだから。
今日夕方に面会行くけど、悪化してませんようにと胸が締め付けられる思いです。神様、とにかくとにかく命だけ助けてください。
今回、本当に身をもって経験して感じたこと。色々調べて知ったこと。
みんなにも何か変化あった時に思い出してほしいのです
るるは発症から72時間以内で手術をしてもらうことができました。
先生もおっしゃってましたが、早く処置できたのが良かったと。
ヘルニアを甘くみないように心にとめておいてほしいのです。
ちょっと痛がる、怪しいな と感じた時はすぐに病院に行ってもらいたい。
そしてグレード1から翌日にはグレード5になることもあるそうです。
グレード5になると48時間以内の手術をと言われてきたようです(現在はそこまで48時間ということではないが早いにこしたことがない)
とにかく処置が早いかどうかで予後が大きく変わるし、私がいま心配している「進行性脊椎軟化症」の確率も変わってくるようです。
つい数日まで元気にベル鳴らして走ってボール追いかけて、私が台所に立つと何か欲しいとクンクン鳴いてたるるの生活が激変しました。
でも今回、私もすぐに病院に行くことができたし先生も最短で手術をしてくれた。そしてこの病院にCTがあったからすぐ検査からの手術ができた。
今できる最大限のことはやったので、予後がどのようになっても運命だと受け入れる覚悟はできました。
るるは人間みたいに 〜たら、れば なんて考えず 将来に悲観することもなく 今を一生懸命生きている
だから私もるるに一生懸命寄り添います。
リハビリに希望は捨てないし、何年かかっても奇跡を信じるし、車椅子だって退院したらオーダーメイドしてもらおう。車椅子暴走族かってぐらい軽快に乗りこなそう。
ただ、命だけはもって行かないで。
かかりつけ医がヘルニアの手術できるか確認、もしできないのであれば前もって探すこと。他の病気より断然に時間の勝負となるようです。どうか大切な四足歩行のかわい子ちゃんたちが辛い思いしないように、このるるのことを少しでも頭の片隅に入れといてください。
またいつご報告できるかわかりませんが、いい報告できるようにと思っています。