今朝の天気予報では雨が降るなんて一言も言ってなかったと
思っていたのだが、家を出たらなんとも怪しい雲行き・・・。



どうか、園への送りが済んで会社に着くまでもって頂戴!って
空に向かってお祈りしながら、バスに乗りました。



お祈り虚しく、バス停を降りて園に向かう途中でぱらぱらと
降り始めてきたんです。
空は明るいので通り雨っぽかったのですが、降り始めたら
急激にすごい降りになってきちゃって・・・。



とりあえず、園に着いて子供を預ける事は出来たけど、こりゃ
バスに乗るまでにびしょぬれになっちゃうな~、困ったな~って
思ってたんです。



ちょうど、同じ時間に送りに来ていたおじいちゃんが
よかったら、バス停まで送ってあげますよ」と嬉しいお言葉。
お名前も知らない方でしたが、ご好意に甘えて、バス停まで
車で乗せてもらいました。




車の中で聞いたお話は、お嫁さんがお仕事をしてるのだが、
引越しをしてしまったため、保育園が遠くなってしまったので、
朝の送りだけおじいちゃんがやっている、との事でした。
お嫁さんは薬剤師さん、だそうで、なかなか時間通りに上がる事
が出来なくて大変なんだそうです。
頑張っているお嫁さんを朝だけでも、助けてあげようと思って
お孫さんの朝の送りをされているそうです。



そんな話を聞いて、「いろんな人に助けてもらいながら子育てって
していくもんなんだなぁ・・・
」と改めて思いましたね。
自分ひとりでは、頑張るにも限界があります。
人に頼って、不平を言うのは嫌いなので、出来る限り自分で頑張る
のですが・・・、なかなか難しいです。



車から降りる時に「本当に助かりました、ありがとうございます」と
お礼を言ったら「お互い様ですから」とにこやかに見送ってくれました。
朝から本当に嬉しい気持ちでいっぱいになってしまいました。
世の中、まだまだ親切な方っているんですね。


年齢を重ねていった時に、「自分が出来る事はやってあげて、
ちょっとでも助けてあげよう
」って思えるように私もなりたい、と思いました。