私は、医学博士です。
循環器/がん/精神疾患等の研究をしてきました。
永遠のテーマは『肥満とうつ』の研究です♪
マクガバンリポート法実践者でもありました。^^
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短鎖脂肪酸を作るナッツの健康への影響まとめ
ナッツの作用の概要
色々な疾患に有利に働いています。
- 論文名(英語): Health Benefits and Side Effects of Short-Chain Fatty Acids
- 論文名(日本語): 短鎖脂肪酸の健康効果と副作用
- 概要: この論文は、腸内微生物による食物繊維の発酵で生成される短鎖脂肪酸(SCFAs)の健康効果と副作用についてまとめています。SCFAsは、抗炎症作用、免疫調節、抗肥満、抗糖尿病、抗癌、心血管保護、肝臓保護、神経保護などの健康効果があることが示されています。
- 掲載サイト名: MDPI
- サイトURL: MDPI
- PDFのURL: PDF
- 論文掲載日: 2022年9月15日
ナッツに多く含まれる食物繊維が肥満、心疾患、糖尿への予防効果がありそうです。
- 論文名(英語): Intestinal Short Chain Fatty Acids and their Link with Diet and Human Health
- 論文名(日本語): 腸内短鎖脂肪酸と食事および人間の健康との関連
- 概要: この論文は、短鎖脂肪酸(SCFAs)と腸内細菌叢、食事、人間の健康との関連について議論しています。特に、食物繊維の摂取がSCFAsの生成を促進し、肥満や心血管疾患、糖尿病などの病気に対する予防効果があることが示されています。
- 掲載サイト名: Frontiers in Microbiology
- サイトURL: Frontiers in Microbiology
- PDFのURL: PDF
- 論文掲載日: 2016年
ミックスナッツの摂取量に関して
- 論文名(英語): The Effect of Probiotics on the Production of Short-Chain Fatty Acids by Human Intestinal Microbiome
- 論文名(日本語): プロバイオティクスが人間の腸内細菌叢による短鎖脂肪酸の生成に与える影響
- 概要: このレビューは、プロバイオティクスが腸内細菌叢を通じて短鎖脂肪酸(SCFAs)の生成にどのように影響を与えるかをまとめています。プロバイオティクスは、SCFAsの生成を促進し、腸内環境のバランスを保つことによって、多くの健康効果をもたらすことが確認されています。
- 掲載サイト名: Nutrients
- サイトURL: MDPI
- PDFのURL: PDF
- 論文掲載日: 2020年4月16日
ミックスナッツの適切な摂取量は?
3 件のサイトを検索しました
ミックスナッツの適切な摂取量は、通常1日30グラム(約一握り)です。この量は、ナッツの種類によって異なりますが、一般的には次のように推奨されています:
- アーモンド: 約23粒
- クルミ: 約14粒(半分)
- カシューナッツ: 約18粒
- ピスタチオ: 約49粒
ナッツは高カロリーですが、
主に健康的な不飽和脂肪を含み、
たんぱく質、ビタミンE、マグネシウム、
亜鉛などの重要な栄養素が豊富です。
(British Heart Foundation) (Nuturally)
ナッツの摂取は、
心血管疾患のリスク低減、
炎症の減少、コレステロール値の改善など、
さまざまな健康効果があることが
研究で示されています
(British Heart Foundation)したがって、
毎日適量のナッツを食事に取り入れることが推奨されます。
ミックスナッツ 摂取量
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- 論文名(英語): Mixed Nut Consumption May Improve Cardiovascular Disease Risk Factors in Overweight and Obese Adults
- 論文名(日本語): ミックスナッツの摂取が過体重および肥満成人の心血管疾患リスク要因を改善する可能性
- 概要: この研究は、ミックスナッツの摂取が過体重および肥満成人の心血管疾患リスク要因に与える影響を調査しました。ランダム化比較試験の結果、ミックスナッツの摂取は体重、BMI、インスリンレベルの低下、血糖値の改善などに有意な効果を示しました。
- 掲載サイト名: MDPI
- サイトURL: MDPI
- PDFのURL: PDF
- 論文掲載日: 2019年6月29日
- 論文名(英語): Effects of Nut Consumption on Blood Lipids and Lipoproteins: A Comprehensive Literature Update
- 論文名(日本語): ナッツ摂取が血中脂質およびリポタンパク質に与える影響: 包括的文献更新
- 概要: このレビューは、ナッツの摂取が血中脂質プロファイルに与える影響を調査した複数の系統的レビューとメタアナリシスの結果をまとめています。ナッツの摂取は、総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリドの減少と関連しており、心血管疾患リスクの低減に貢献することが示されています。
- 掲載サイト名: MDPI
- サイトURL: MDPI
- PDFのURL: PDF
- 論文掲載日: 2023年1月23日
ミックスナッツの適切な摂取量は、
通常1日30グラムが良いようです。
これは、健康効果を享受しながら
カロリー摂取を適度に抑えるための量だそうです。
ケインの場合は、
一日80-100gのナッツの摂取をしています。
理由は、丁度コンビニに売っている
量だからです。
また、ケインの食事における葉物野菜は
沢山取れていません。
或いは、ナッツの方が栄養価が
高いので、野菜の代わりに
ナッツを食べているのが現状です。
加えて、便通を良くするためにも
食べています。
15年間食べていて血液検査やCT,MRI
でも何も問題が起きていません。
最後にナッツの適正量に関しては、
エビデンスレベルの高い論文は
ありませんでした。
ケインは、糖質摂取が一日40g程度です。
ただ、糖質をいっぱい食べる方は、
ナッツの効果が得られないかも
しれません。
この点に関してもエビデンスレベルの
高い論文はありませんのでした。
ですので、自己責任にて、
スーパーフードのナッツを
試していただければと
思います。
ただ、古代の地中海では、
ピスタチオが多食されています。
考古学の方々の研究です。