私は、医学博士です。
循環器/がん/精神疾患等の研究をしてきました。
永遠のテーマは『肥満とうつ』の研究です♪
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糖尿病になりやすい食習慣について、

日本と海外での違いを見てみましょう。

 

地域・国民間の違いについては、

エスニックファクターと呼びます。

 

確かに、ざっと人口の多い国々の食習慣を見ますと、

エスニックファクターがあります。

 

日本の場合、塩がKeyになっており

そこに炭水化物を摂取して

糖尿病になる確率が激増しています。

 

古代食とかを取り入れる必要性

が高いとケインは考えています。

肉、魚、チーズ、卵、ナッツ

は、各国の糖尿病になる確率を

下げることができるのではないか?

 

とケインは考えています。

 

ケインはまた、古代食で肥満を抑制

できるメリットも多くあると思います。

 

そのことで、うつや他の精神疾患の

予防にもつながっているとケインは考え

ています。

 

論文もちょっと添えてあります。

裏付けですね!!

よろしかったらご覧になってくださいませ。

 

日本での糖尿病になりやすい食習慣

 

  1. 高糖質の食事:
    • 白米やパン、麺類などの炭水化物を多く摂取することが多い。

 

    • お菓子や甘い飲み物も普及しており、特に若年層において過剰な糖分摂取が問題。

 

  1. 高塩分の食事:
    • 醤油、味噌、漬物などの伝統的な調味料を多用するため、塩分摂取量が高い。

 

    • 高塩分は血圧を上げ、糖尿病リスクを高める要因となる。

 

 

  1. 不規則な食事時間:
    • 長時間労働やストレスにより、不規則な食事や夜食が多くなる。

 

    • 不規則な食事は血糖値の管理を難しくする。

 

ちょっと論文を確認します。

 

  • 論文名(英語): Dietary Sodium Intake and Incidence of Diabetes Complications in Japanese Patients with Type 2 Diabetes: Analysis of the Japan Diabetes Complications Study (JDCS)

 

  • 論文名(日本語): 日本の2型糖尿病患者における食事性ナトリウム摂取と糖尿病合併症の発生率: 日本糖尿病合併症研究(JDCS)の分析

 

  • 概要: この研究は、日本の2型糖尿病患者

を対象に、食事中のナトリウム摂取量と

糖尿病合併症の発生率との関連を調査しました。

 

結果は、ナトリウム摂取量が高いと糖尿病性腎症

や心血管疾患のリスクが増加することを示しています。

 

特に、高塩分摂取は心血管疾患のリスクを2倍にし、

脳卒中のリスクも上昇させることがわかりました。

 

  • 掲載サイト名: 糖尿病ネットワーク
  • サイトURL: 糖尿病ネットワーク
  • PDFのURL: リンク
  • 論文掲載日: 2023年12月1日
  • 論文名(英語): High-Salt Diet Doubles Threat of Cardiovascular Disease in People with Diabetes

 

  • 論文名(日本語): 高塩分食が糖尿病患者の心血管疾患リスクを倍増させる

 

  • 概要: この研究は、高塩分食が糖尿病患者

に及ぼす影響を検討し、糖尿病患者において

高塩分摂取が心血管疾患の発症リスクを

約2倍に増加させることを明らかにしました。

 

特に、HbA1cが9.0%以上の患者では、

そのリスクがさらに高まることが

示されています。

 

  • 掲載サイト名: The New England Journal of Medicine 日本国内版
  • サイトURL: NEJM 日本国内版
  • PDFのURL: リンク
  • 論文掲載日: 2024年3月5日

 

  • 論文名(英語): Sodium (Salt) Intake is Associated with a Risk of Developing Type 2 Diabetes

 

  • 論文名(日本語): ナトリウム(塩)摂取は2型糖尿病発症リスクと関連する

 

  • 概要: この研究は、ナトリウム摂取量と2型糖尿病発症リスクとの関連を調査しました。結果として、塩分摂取量が1g増加するごとに、2型糖尿病の発症リスクが21%上昇することが示されています。

 

  • 掲載サイト名: Diabetologia
  • サイトURL: Diabetologia
  • PDFのURL: リンク
  • 論文掲載日: 2017年9月14日

 

 

海外での糖尿病になりやすい食習慣

 

アメリカ

  1. 高カロリー・高脂肪の食事:
    • ファストフードや加工食品が多く、これらには高カロリー、高脂肪、高糖分が含まれることが多い。

 

    • 炭酸飲料やエナジードリンクの消費も高く、これらには大量の糖分が含まれている。

 

  1. 大食い文化:
    • 一回の食事量が多く、過剰なカロリー摂取につながる。

 

    • バフェや食べ放題が人気であり、これも過剰摂取を助長する。

 

 

ヨーロッパ

  1. 加工肉と乳製品の多用:
    • 加工肉や高脂肪の乳製品を多く摂取する習慣がある。

 

    • 加工肉の多い食事はインスリン抵抗性を引き起こす可能性がある。

 

  1. パンやパスタの主食:
    • 白パンやパスタなどの精製炭水化物を多く摂取することが多い。

 

    • これらは急激に血糖値を上昇させるため、糖尿病リスクを高める。

 

因みに、ヨーロッパは一括りにできません。

ラテン系民族(ギリシャ、イタリア、スペイン、

ポルトガル)では、高血圧による心血管系

の事故は、ドイツとかと比べると低く出ています。

 

しかし、この30年で、ラテン民族にも

アメリカのファストフーズが展開され、

心血管系疾患は増えております。

 

中国

  1. 精製炭水化物の多用:
    • 米や麺類が主食であり、特に白米の消費量が多い。

 

    • 精製された炭水化物は血糖値の急激な上昇を引き起こす。

 

  1. 高脂肪・高糖分の食品:
    • 中華料理は油を多用するため、脂肪摂取量が多い。

 

    • さらに、近年では西洋風の高糖分のスナックや飲み物の消費が増加している。

 

 

対策と予防

  • バランスの取れた食事: 野菜、果物、全粒穀物、たんぱく質をバランスよく摂取する。

 

  • 定期的な運動: 適度な運動は血糖値の管理に役立つ。

 

 

  • 適切な体重管理: 過剰な体重は糖尿病リスクを高めるため、適正体重を維持することが重要。

 

  • 定期的な健康チェック: 血糖値やコレステロール値の定期的なチェックが重要。

地域や文化によって食習慣は異なりますが、

どの地域でもバランスの取れた食事と健康的な

生活習慣が糖尿病の予防に重要といえそうです。

 

食事は重要ですね。

古代は糖尿病が殆どなかったので、

古代食を参考にして良いとケインは

考えます。

 

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