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糖尿病は24%うつリスクが増加

 

今でこそ、糖尿病にうつが多いと

臨床家の方々も気が付いていますが、

 

私が発症したときには、

高血糖とうつに興味を持つ方は

ごく稀でした。

 

ケインは血糖値が高いとき、

そうです肥満の時にうつになりました。

 

末尾に論文概要を2つ掲載しました。

是非、お立ち寄りください。

 

インスリン抵抗性がⅡ型糖尿病の引き金に

なります。

 

インスリンの過剰分泌で

肥満(質的栄養失調)に陥ります。

 

インスリンは無くてはならない

唯一無二の血糖降下ホルモンですが、

過剰分泌(やインスリンスパイク)

で、肥満を簡単に作ってしまいます。

 

インスリンが過剰に分泌するのは、

糖質が血液中に多くある時です。

 

では、逆に糖質が少なかったならば、

インスリンが多く分泌されませんので

糖尿病・肥満にはなりにくくなります。

 

原理はインスリンがKeyであり、

インスリンの過剰分泌を避けることで、

発病を抑制できることと、

 

Ⅱ型糖尿病のコントロールが

糖質制限で改善されることが分かっています。

 

しかし、それを否定する医療者が多く

存在することも事実です。

 

ですので、糖質制限に理解のある

糖尿病専門医に診て頂けると

非常に良いと思います。

 

京都高尾病院の江部理事長が

糖尿病コントロール不良例を

約20年間も糖質制限で治療しており、

患者さんが全国から訪れています。

 

江部先生の本はベストセラーになっていますが、

それを快く思わない医療者もいます。

非常に残念です。

 

アメリカのバーンスタイン先生は、

自身が一型糖尿病になり、アメリカ版の

糖質制限を広めています。

 

学会でお会いしたのですが非常に紳士な方で、

素敵な方でした。

しかし、アメリカ糖尿病学会から

一時締め出されていました。

 

ケインのプロフィールに、ケインの壮絶な肥満・うつ

の実話がありますので、宜しかったら

見てやってください。血糖値も上がっていました。

 

それでは、論文をご紹介したいと思います。

論文概要をご覧ください。

 

 

 

  論文名(英語): Depression in Type 2 Diabetes: A Systematic Review and Meta-Analysis

 

  論文名(日本語): 2型糖尿病におけるうつ病: 系統的レビューおよびメタ分析

 

  概要: この論文は2型糖尿病患者におけるうつ病のリスクを評価し、糖尿病とうつ病の関連性を検討しています。

 

メタ分析により、2型糖尿病患者は一般人口と比較して

24%のうつ病発症リスクが増加することが示されています。

 

  掲載サイト名: ScienceDirect

  サイトURL: ScienceDirect

  PDFのURL: ScienceDirect PDF

 

  論文掲載日: 2020年

  論文名(英語): The Vicious Cycle of Depression and Obesity

 

  論文名(日本語): うつ病と肥満の悪循環

 

  概要: この論文は肥満とうつ病の双方向性の関連性を調査しています。

 

肥満の人はうつ病のリスクが55%増加し、

逆にうつ病の人は肥満になるリスクが58%増加することが

明らかになりました。

生物学的および心理的経路を通じたメカニズムも検討されています。

 

  掲載サイト名: Nature

  サイトURL: Nature

  PDFのURL: Nature PDF

 

  論文掲載日: 2021年

  論文名(英語): Cognitive Behavior Therapy for Diabetes Distress, Depression, Health Anxiety, Quality of Life and Treatment Adherence among Patients with Type-II Diabetes Mellitus: A Randomized Control Trial

 

  論文名(日本語): 2型糖尿病患者における糖尿病ストレス、うつ病、健康不安、生活の質および治療遵守に対する認知行動療法: ランダム化対照試験

 

  概要: この研究は、2型糖尿病患者に対する

認知行動療法(CBT)の効果を評価しています。

治療群と待機リスト群にランダムに割り当てられた患者の間で、

CBTがうつ症状の軽減と生活の質の向上に有効

であることが示されました。

 

  掲載サイト名: BMC Psychiatry

  サイトURL: BMC Psychiatry

  PDFのURL: BMC Psychiatry PDF

  論文掲載日: 2021年

 

  論文名(英語): Overweight, Obesity, and Depression: A Systematic Review and Meta-analysis of Longitudinal Studies

 

  論文名(日本語): 過体重、肥満、うつ病: 縦断研究の系統的レビューおよびメタ分析

 

  概要: このメタ分析は、過体重や肥満が

うつ病の発症リスクを高めるかどうか、

またうつ病が過体重や肥満のリスクを高めるかどうか

を調査しています。双方向の関連性が確認され、

特に肥満とうつ病の間の関連性が強いことが示されました。

 

  掲載サイト名: JAMA Psychiatry

  サイトURL: JAMA Network

  PDFのURL: JAMA Network PDF

  論文掲載日: 2021年

 

  論文名(英語): Depression and Obesity: Analysis of Common Biomarkers

 

  論文名(日本語): うつ病と肥満: 共通バイオマーカーの分析

 

  概要: このレビュー論文は、うつ病と肥満の共通する

生物学的メカニズムを調査しています。

両者は高炎症状態と関連しており、

コルチコイド軸の活性化、腸内微生物の変化、

プロ炎症性サイトカインの応答などが関与しています。

 

  掲載サイト名: MDPI

  サイトURL: MDPI

  PDFのURL: MDPI PDF

 

 

⇒「うつの方のための経済的自立プロジェクト」は、こちら!

 

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