鳴いてホトトギス。 -3ページ目

真相


つづきです!





家に帰ってから、プン太くんにメールで一言言ってやろうかとも思いました。


だって、あんなことされたらまた忘れなれなくなるのは分かりきってるのに!

彼女が好きだから、私の気持ちには答えられないって言った言葉と矛盾してる。


たとえ

特別な祭の日なんだから色々あったことは忘れて今夜はみんなで楽しもう!って気持ちでとった行動だったとしてもだよ、

私には、私にだけは、絶対あんなことしたら駄目だったんだよ…しょぼん




実際、気持ちはあっさり元に戻っちゃったし


あの夜のことが頭から離れなくなっちゃったし




せっかく必死で気持ち切り替えたのが台無しです。




メールは結局送りませんでしたけどね…。


やっぱり、一度私の中で終わらせた恋でしたし、もう連絡取らないって心に決めていたので、こんなことであっさり振り出しに戻ったらだめだ!と自分に言い聞かせました。






しかし翌日、



プン太くん本人からの連絡によって、あの行動の理由が明らかになるのでした…。





仕事を終えて会社の更衣室に行くと、携帯に一通の新着メールが。


この新しい携帯には履歴を残すつもりのなかった、プン太くんからのメールでした。







昨日は

失礼しました汗汗


テキーラ5杯くらい飲まされて

でら酔ってて

あんなにはしゃいじゃいましたチューリップ赤


お恥ずかしい…  」







・・・・・・・・・・・・・・・最低・・・・・・・・・・。






ショックと、怒りと、みじめな気持ちが入り混じった、

何とも言えない不愉快な気持ちでした。


まさか

酔った勢いだったなんて。


一番最低な理由です。



チューリップの絵文字入れるなんて、どういう神経してるんだよ………





最悪……うひゃあー



ああいうことするからまた忘れられんくなるんやろ!


せっかく避けてたのに…

も~~~~↓                        




すいません汗汗汗  」





謝られても~… 汗


言ってやりたいことは色々あるが、

ややこしいので

一発殴らせろ… (笑)    
                     」
                     





私もよく「笑」なんて付けたもんだ…。


それでも、私が怒るなんて前代未聞だったからでしょうね、

少しはこちらの雰囲気を察したようです。


しばらく返事が返ってこなかった後、



初めて、プン太が本音を吐いたのです。






つづく。

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