フライト前の息子の一言に動揺する私 | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

私は、現在パリベ-スで

客室乗務員をしています。

 

 

 

この会社で飛ぶようになってから、

12年になります。

 

 

 

以前は、日本ベ-スで

アメリカの会社で機内通訳として

5年ほど乗務していました。

(詳しくはプロフィ-ルをご覧ください。)




ちょっと今日は、普段書かない

子育ての話、子育ての悩みを

書きたいと思います。
 

 

 

 

パリ生まれの息子がもうすぐで

9歳になります。

日本の学年だと3年生です。

 

 

そして娘が5歳半で、年長です。




 

妊娠が分かると、我が社では

飛ぶことができないので、

息子の時は、別の部署、

人事のアシスタント、雑用のお手伝い

をしていました。




 

娘の時は、働かないという選択肢もあり、

久しぶりに地に足を付けて、

ゆっくり、いえいえ主人がこの時期に

脱サラ、起業したので、

それは、それで

大変な時期を過ごしていました。




 

仕事復帰も...

実は1年くらいは育児休暇を

取りゆっくり子供たちのお世話をしようと

思っていました。


 

 

海外での出産、子育て、

まして子育ての経験のない私は、

子供と向き合う日々に心のバランスを

崩してしまいました。


 

多分、軽い産後うつに

なっていたのだと思います。

 

 

子供がいて楽しいはずなのに、

毎日泣いて過ごしていました。

 

 

ホルモンバランスが崩れ、

思うようにいかない、あかちゃんのお世話。

ずっと仕事をしてきた私が、

急に家に閉じこもった生活。

パリの太陽の出ない寒い冬。



 

海外出産の際に、

皆、実母が手伝いに来ると言いますが、

私の母は、体調が優れないため、

それも叶いませんでした。



 

海外で、たった独りぼっち、信頼できる

友人もいない中、また、

また周りは、子供がいない同僚、

知り合いばかりでした。



 

色んな理由もある中、きっと、

近くに家族、友人、

愚痴、悩みを言えない、

そういう状況も

重なったのでしょう。



 

そのため、

 

 

産後うつも長引けば、

抜け出せなくなり、

大変になるという事例を

聞いていたようで、

 

 

仕事を復帰するように

主人に勧められました。




最初は、託児所の空きもないのに、

フライトで数日家を空ける。

 

 

どうやって、誰が子供みるの?

不安でいっぱいでした。

 


 

それが、不思議と

会社に復帰する旨を

手紙で書いた後から、

ピタッと涙が止まったのです。

息子が5か月の時でした。

 

 


 

その時は、1か月働いて、

1か月休むという

50パ-セントで復帰しました。




 

息子は、物心ついたときから、

ママが仕事に行くと、3日から5日は

戻らない生活です。




 

乗務員の子供たちは、自立が

早いとよく言われます。


 

 

 

ちょっと、ママがいないと

大泣きという子供とは、

さすがに自立の違いは顕著です。



 

息子も、3歳くらいの時は、

久しぶりに帰宅しても、

あえて、私のことを無視するような、

怒った素振りを見せることもありました。

彼なりのママがいないという事に対しての

反抗心のようなものでしょうか。


 

 

それも一時的なものでした。



 

 

娘が生まれてからは、

残されているのは、一人ではないという

気持ち、妹も一緒という思いからか、

全く私がフライトでいなくなることを

気にしている様子はありませんでした。



 

 

たまにアメリカ便にいくと、

3日間のパタ-ンなので、

月曜に出て、水曜の朝には

帰宅できます。

学校から帰宅すると・・



 

 

「 もう帰ってきたの??」



 

と言っています。



 

母としては、複雑な気持ちですが、

子供が自立、ママを頼らないというのは、

私が仕事する上でも、

残された主人、ベベ-シッタ-に

とっても、その方が助かるでしょう。



 

今は、田舎に引っ越した義理両親ですが、

まだ、私たち、義理両親も

パリにいるときは、

息子の託児所の空きがなかったのもあり、

本当にお世話になりました。

 


パリにある日本人が

されている託児所に

私がいないときだけ

お願いしたりと

助けてももらいました。
 

 

仕事をするのは、皆の協力が

ないとできないですね。


 

 

主人は、私がいない時の、

家事、掃除、洗濯、アイロンがけ、

子供の世話から、読み聞かせまで、

本当によくしてくれます。

感謝の気持ちでいっぱいです。




 

もう、子供も大きくなり

大分楽になり、

仕事、家事、育児を両立していたのですが、




 

今回のフライトの前に、



 

「ママ、仕事行かないで欲しい....」



 

と息子からの一言。



 

「えっ、どうしたの? 」


 

かなりビックリして動揺しました。



 

というのも、間もなく9歳になる息子、

今まで一度たりとも、

言ったことない言葉を発したのでした。




 

ちょうど、出発が夜便でした。

皆でご飯を食べ終えて、

寝かしつけて、それからの出発。



 

寝る前だし、夜ということも

あったのでしょうか。



 

半年以上夜便のフライトを

していなかったのも

あるのかもしれません。


 

 

通常だと、学校に送った後に

私は仕事へ。



 

学校があるので、

私がいなくなったことに

意識もいかないのかもしれません。



 

そして、昨日フライトから戻り、

夜寝る間にも、いつもは、

あっさりとお休みなさいと

眠る息子。


 

 

一応、毎晩フランス式に

ビズ(キス)を息子の頬にしますが、



 

昨夜は、


 

Câlin (カラン)、Câlinと何度もいいます。


 

「抱っこして!抱きしめて!」

ということです。


 

小さい時から、

フランスにいますが、抱っことか

あまり好きではない子で、

ボディタッチを好みませんでした。



 

なのに、昨夜は眠る前に抱きしめてあげて、

そして、息子もぎっしりと抱きしめかえしてきます。



 

そして、じゃあそろそろ眠らないと

と言っても、後、10数えてと言うのです。

そして、もう一回10数えてというのです。



 

「どうしたのかしら?」

と心配になってきます。




 

学校で何かあったのかな?

今までは甘えたくても、

甘えられなかったのかなとか

私の包容力のなさか・・


 

私の頭の中でグルグルと

色んな考えが出てきます。



 

今朝は、


 

いつも娘が先に起きてきますが、

息子が、

 

 

 

「誕生日会の夢をみた!」

 

 

と嬉しそうに起きてきました。


 

 

まもなく息子の9歳の誕生日なので、

最近は誕生日会の企画の話を

よくしているからでしょう。

特別変わった様子もありません。



 

親として、子供の気持ちの変化に

日々気を使ってあげなければいけないですね。。

 


 

表面的なことだけで、判断していると

子供の心で何かが起こっても

分からないかもしれませんね。


 

子育てママの先輩、

 

 

どうでしょうか・・

もう、お兄ちゃんだから。

もう高学年になるんだし。

 

 

と私が日々口にしている言葉が

本人のプレッシャ-になったのでしょうか。

 

子育ては一筋縄にはいかないですね。





 

逆にこの年齢で、

甘えさせることが必要だったりするのでしょうか。



 

次のフライトまでの4日間のお休み、

一緒に遊んであげて、

沢山過ごして、様子をみることにします。





 

子育ての不安を綴ってみました・・

 

 

 

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