今までの歩み ⑳ 憧れの会社の採用を逃す!! | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

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転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

フライトをしながらの

渡仏の準備をしていた頃でした。



 

アメリカの航空会社で

同じく機内通訳として

働いている同期同士が、

ある会社の採用情報について

話していました。

 

 

その会社は

育児休暇は四歳まで取れ、

 

 

そして、

 

 

その後も

仕事の量をライフスタイルに

合わせ増減できる、

制度が充実している。

 

 

 

女性にとっては、結婚、

出産した後も仕事を続けるには、

これ以上に良い条件はありません。

 



 

その頃は、

ワ-キングホリデ-ビザの申請、

渡仏に向けての準備で

慌ただしい日々を過ごしていました。

 

 

 

憧れの航空会社が

採用するかどうか

チェックはしていませんでした。


 

 

最後に採用があったのが、

98年です。

それから数年たった2003年。


 

 

 

 

 

この会社の採用試験に合格すれば、

パリベ-スの客室乗務員になれるチャンスが

あったのです。

 

 

 

 

必然と生活ベースは、フランスになります。


 

 

ビザの心配もなく、

私の天職と感じる

サ-ビス業、

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

フライト生活が続けられる。

 

 

 

一番理想だと思っていました。

 

 

 

 

ただ・・

 

 

 

アメリカの航空会社の機内通訳の仕事は

身長制限がありませんでした。

 

 

 

同期、先輩など、

客室乗務員経験者など、

通常は身長制限があるので、

もちろん、背の高い同僚がほとんどです。

 

 

が、

 

 

 

私のように158CM届かない

機内通訳も存在しました。

 

 


 

一番小さい同期は、

153CMくらいだったでしょうか。


 

 

やはり、憧れの会社の採用試験

受けるには、身長制限があることが、

一番気になるとこでした。

 

 

 

 

航空会社により、

 

 

 

163CM以上だったり、

158CM以上だったり、

アジアの会社では、155CM以上という

募集要項で身長制限を

掲載していることがあります。

 

 

 

ほとんどが、最低158CMです。


 

 

私は・・・・・

その身長に届きません。

 

 

 

 

機内通訳としてフライトしている時も、

お客様にとっては、

機内通訳も客室乗務員も一緒で

違いは分かりません。

 

 

 

「すみません、先ほど入れた荷物を

頭上の棚から取ってください!」

 

 

 

「ス-ツケ-スを上にあげてください!」

 

 

 

などど、リクエストを受けます。

 

 

 

背の低い私は・・

 

 

 

かなり厳しい要望です。

 

 

 

国内の会社みたいに、

足をかけられる、

ステップも座席横には

ついていません。

 

 

 

いつも、他の背の高い乗務員を

呼んできてお願いをしていました。

 

 

 

なので・・・

 

 

 

この仕事は、

身長制限がある理由も分かります。


 

 

公に、身長制限をだしている

憧れの会社に、履歴書を

送るのを躊躇していました。

 

 

 

頭のどこかに、

この条件がひっかかり、

履歴書を送っても、

どうせ駄目に違いない。

 

 

 


 そう思っていました。

 

 

 

一度、別のアメリカの航空会社

の客室乗務員の採用試験を

受けたことがありました。

 

 

 

1次試験は合格。

 

 

 

2次試験の面接の後に、

 

 

 

その試験会場を出る際、

壁に大きなラインが引いてあるのです。

 

 

 

そこに手をのばして

ラインに届く人だけ

2次試験を合格できるのです。


 

 

この試験のために、普段はかない

8CMほどのヒ-ルを買って臨みました。

 

 

 

もちろん、

 

 

 

ラインに手を伸ばす際に、

ヒ-ルを脱がなければなりませんでした。

 

 

 

泣く泣く試験会場を後にしたのでした。

 


 

この経験からも、

航空会社の身長制限に対する

審査は厳しい。

 

 

 

そう思っていました。

 

 


そいいう思いから、

憧れのパリベ-スの航空会社に

履歴書は送っていませんでした。

 

 

 

それでも、

 

 

 

採用があると聞きつけて、

 

 

 

慌てて履歴書、カバ-レタ-を

作成しました。

 

 

 

 そして、

 

 

 

国際郵便を使い、フランスの本社に

郵送をしました。

 

 

 

 なぜなら、

 

 

 

ずっと日本で採用試験を

行っていましたが、

この年からフランスでの

現地採用に切り替わっていました。

 

 

 

 

日本で採用すると、

コストもかかるようで、

費用削減のための

策と思われます。

 

 

 

念のために

日本の東京支社にも送りました。

 

 


 

履歴書を送った後、

どのくらいたったでしょうか。

 

 


 

ご丁寧に、

 

 

 

 

「採用は終わったばかりで、残念ながら・・・」


 

 

とお手紙をフランスから頂いたのでした。


 

 

 

同時期に・・・

 

 

 

同期と後輩の二人が

私の憧れの会社から採用されて

渡仏する!!と聞いたのでした。

 


 

その一人は、

158CMない同期だったのでした。


 

 

やっぱり、身長のことは

考えず、躊躇せず履歴書だけでも

送っておけばよかった。

 

 

 

そしたら採用情報が

届いたかもしれず、

せめて試験だけでも受けられたかもしれない。


 

 

試験を受けることを、

自分の能力を判断される、

「 NO 」 をつきつけられるのが

怖かったのかもしれません。

 

 

 

身長のせいに、していた

だけかもしれません。

 

 

 

色んな後悔の思いが溢れてきますが...

 

 

 ただ、どんなに悔いても、

もう後のまつりでした。

 

 

次のエピソード

今までのみ ㉑

 13年前の今日、9月11日 いよいよパリへ!!

 

 

 

 

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