ワ－キングホリデ－ビザ申請には、
「何故フランスなのか？」
どうしてフランスにワ-ホリビザを
申請して渡仏したいか？
そんな作文を書類と一緒に
送付しなければいけませんでした。
周りから聞いていたのは、
その作文の中に、
1年の滞在を過ごした後、
できれば、そのまま継続して
滞在したいという内容は厳禁との事。
また、語学目的になると、
学生査証を取得したらいいと思われ、
ビザ申請は却下される場合がある。
そして、私のように就労目的であっても、
どちらかというと、
ワ-キングホリデ-の趣旨、
観光、文化交流が目的、
そしてその滞在に必要な
お金を補助する意味での仕事。
バイト的な感覚で・・
そんな滞在を希望している人が
趣旨に適合してビザが発給される。
自分の書いた作文が
どう判断されるか・・
その上、私の場合は
今回は、年齢制限があるため、
３０歳、最初で最後の申請チャンス、、
ビザ申請が却下されてしまうと、
来年のチャンスはないのです。
２０歳でカナダのワ-キング
ホリデ-ビザを申請した時は、
まだまだ、時間に余裕がありました。
却下されても、また来年がある。
若いときの１年、２年は
そんなに気になりません。
私の場合は、
２０代終了、３０代に突入。
特に、女性にとっては、
仕事の悩みもそうですが、
将来の結婚、出産、
特に出産の時期、
35歳までには出産したい！
多くの独身女性が
望むところじゃないでしょうか？
そう思うと、この時期は
１年、１年が・・
とても大切な時期になります。
人生の選択が、
将来を大きく変えることになります。
一生独身？
子供のいない生活？
ビザの取得の返事を待ちながら...
私の人生は、どちらに舵を取るのか。
不安の波が押し寄せてきます。
長い間渡仏を考えていたが、
取得できるか、できないか、
私の手の内には決定権はない。
逆に、決めてもらった方が
すっきりする。
そうすら思っていました。
当時付き合っていた彼も、
私の長年かけての渡仏計画を
知っていたので、
応援してくれていました。
悩む気持ちもありましたが、
ビザ取得がダメだったら、
諦めよう。
そして、日本での生活を真剣に
考えようと自分に言い聞かせて、
運命に任せていました。
そして、フランス大使館より
お手紙が届きました。
なんと、
その中身は
ワ－キングホリデ－ビザの
査証がおりる嬉しい知らせ。
出発時期は、
今年以内に渡仏すればいいとのこと。
そんな手紙が来た頃は、
すでに31歳になっていました。
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