今までの歩み ⑯ 再び空の世界に! 学生から機内通訳.....。 | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

「4月から、成田ベ-スで以前のように

機内通訳として乗務しませんか?」

 

 

 

そんな電話を受けたのは、

半年の学生生活も後半、

残り2か月を切った2月8日でした。

 

 

 

はっきりした日、日記のお陰で思い出して

書いています。 ↓

(曖昧な記憶が日記にのおかげで蘇る)

 

 

早期退職、リストラしといて、

数か月後に何で?

そんな気持ちでした。

 

 


 

 

理由は.....

 

 

機内通訳はアメリカ、日本

路線を乗務。契約社員です。

 

 

それが、日本、アジア路線

に乗務している正社員の

客室乗務員のかわりに、

私達を研修を受けさせ、

悪条件のまま、

契約社員のまま飛ばせよう。

 

 

 

 

会社にとっては、人件費削減、

将来は全て契約社員に

したいところでしょう。

 

 

 

そんな、目論みがあったようです。

 

 

 

そのため、機内通訳の中から、

希望者は客室乗務員になり、

アジア路線を飛ぶことに。

 

 

 

そのため、アメリカ線を

飛ぶ機内通訳の

数が少し減ってしまい、

早期退職、リストラさされた

人を呼び戻すことになったようです。

 

 

 

 

外資系は、トップが変わると、

会社内の方針も色々かわります。

 

 

 

下で働いているものは

振り子が左右に大きくゆれて、

振り回される感じですね。

 

 

 

まあ、勤めている上では、

雇われてる身分では

どうしようもないことですね。

 

 

悲しいかな・・

 

 

 

 

 

3月末で半年の学生期間終了。

 

その後に渡仏を

考えてはいましたが

まだ何か引っかかり、

具体的には、何も

決まっていない時でした。


 

 

折角、退職して次のステップに!

そう思い、意気込んでいるのに、

またフライト生活に戻る。

 

 

 

う...ん、

 

 

 

なんか後戻りするようで

気が進みませんでした。

 

 

 

それに、会社では早期退職といい、

辞めた身分、ノコノコと

再就職して先輩、

同期に顔をあわせるのも

気が引けます。

 

 

 

周りが、私のことを噂、

快く言わないような

気がして、決断を悩んでいました。


 

 

そんな時に、

 

 

友人から、


 

「渡仏したい気持ちも分かるけど、

何も決まってないんでしょう?

 

 

それなら、フライトしながら準備して、

その時に、また辞めたらいいんじゃない?」


 

 

そんなアドバイスをもらいました。


 

 

「そうか・・・

辞めるのはいつでも出来るか・・」


 

 

友人の言葉に背中を押されて、

 

 

 

半年間の学生生活を終えて、

すぐさま、フライト生活にもどるのでした。


 

 

復帰は、2日間だけの研修。

半年ぶりのフライト。

 

 

 

行き先は偶然にも、

ラストフライトに飛んだハワイです。

 

 

フライト時間も短いし、

日本人のお客様が

多いので、英語を

使う頻度が少なく

リハビリ便には丁度

いい感じ。

 

 

 

機内には、今まで一緒に仕事したことが

あるハワイベ-スの乗務員もいて、

そして、嬉しいことに私の事も

まだ覚えていてくれたのでした。

 

 

 

そんな気心の知れた、

アメリカ人の乗務員に

 

 

 

「大丈夫よ、自転車と同じよ、

一度覚えたことは、簡単に忘れないものよ~」


 

 

 

そう言われたように、

実際、3年もの間にフライト100回以上も

アメリカと日本を往復していました。


 

 

フライトの前日、前夜は緊張しましたが、

実際にフライトが始まると、

半年間のブランクは全く感じませんでした。

 


 

アメリカ人乗務員との英語のやり取り、

 

 

 

「大丈夫、英語も忘れてない! 」

 

 

半年間、ほとんど使っていなくて

錆び切っていたのでしたが、

自信を取り戻すことができました。


 

 

国籍豊かなお客様と空間を共有して、

日本からアメリカとの間を

大きな空間移動をしながら、

そして、アメリカの空気を吸いつつ、

過ごせるアメリカの滞在期間。


 

 

改めて、

 

 

 

<    何と素敵な職業だろう!   >

 

 

 

接客業は、やはり私の天職!



 

水を得た魚のように、

心からの笑顔で

お客様を迎えたのでした。

 

 

 

次のエピソード

今までの歩み ⑰

 全てをリセットして海外就職するために !

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外就職へ
にほんブログ村

 

 

2つのランキングに参加しています

応援クリックありがとうございます。