昨日書いた、
に続きます。
同じく機内通訳の、Mちゃんに影響を受け、
フランス短期留学を実現に向けて
休暇を申請。
1~6月に1回、7月~12月に一回と
有給休暇を選ぶシステムです。
先輩から優先して、休む時期を選びます。
これが、ビンゴ!!
何とか6月後半の1回。
7月前半の1回と選ぶことができ、
1か月続きのお休みをとることに成功し、
短期留学実現に向けて企画開始です。
場所選び、パリにするか地方にするか。
この一年前に、
電車での人生初の一人旅。
バックパック旅行を経験。
パリ、ルクセンブルグ、
ベルギ-、
オランダを訪れて
初のヨ-ロッパに
足を踏み入れていました。
その時にパリを訪れていたので、
地方都市に決定。
学校は、期限が限られているので
大学の夏コ-スは無理、
必然的に語学学校。
あれこれフライトしながら、
バイトしながら、
フランス語も勉強しながら、
企画を練っていきます。
外資系航空会社では、
育児休暇や、
自分の生活リズムに合わせて、
フライトを減らして
働けるシステムがある、
女性に働きやすいとう
大人気の会社、
そしてパリベ-スの航空会社。
一度は乗ってみたいと
思っていたので、
この機会に、
成田-パり-ニ-スの
チケットを購入。
機内では、フランス人と
難なく話す日本人乗務員。
有名デザイナ-のデザインした
制服を身にまとい、素敵でした!
アメリカ人乗務員とは違い、
フランス人乗務員も
何とも言えないエレガント。
98年にもCA採用試験がありました。
私がアメリカ航空会社に
乗務し始めた時期。
一次試験は、何とかお休みの日で
受験し、何とか合格したのでした。
ただ、二次試験は、
スケジュ-
できずに......
.
スチュ-ワ-デスマガジンという
客室乗務員になりたい人向けの、
航空会社の紹介、採用情報など
を紹介する月刊誌がありました。
(今も存在するかわかりませんが)
ちょうど、採用試験について
実際に行われた研修の話、
始めたばかりのパリ生活
フライト生活が紹介されていました。
その雑誌の表紙にもなっていた
素敵な女性が、
私が乗った便に乗務していたのです。
モデルのような背の高い乗務員。
そんな彼女との偶然の出会いで
興奮しました。
日本人乗務員が流暢に話す
フランス語を聞き、
「私もいつかは話せるようになりたい!!」
と刺激をうけ、勉強熱もあがりました。
が、
ニ-スに到着するも、
私の1か月分の荷物が入った
ス-ツケ-スが待てど、
待てど出てこないのです。
乗務していると、
「荷物届か画なくて、困ったのよ!!」
とクレ-ムも頂くことがあります。
もちろん、お詫びしますが、
そんな大変な思いをしたお客様の
気持に寄り添うお詫びの仕方は
できていなかったと思います。
実際に経験して・・
途方に暮れる、何とも言えない
気持になりました。
「えっつ! 困る~
着替えはないし、いつ届くの??」
こんなハプニングからのスタ-トとなります。
そして、荷物は、二日後に
ホ-ムステイ先まで無事に届き、
逆に重たいス-ツケ-スを
もったまま空港から移動しなくて
良かったので、
悪くなかったかもと思っていました。
ホ-ムステイですが・・・
ニ-スの海辺から
徒歩圏内で便利な場所でした。
寝室が二つ、リビングの2LDK
のマンションです。
なんと、
学生に寝室2部屋を貸して、
夫婦はリビングに寝ているのです。
そして、
「食事は、
冷蔵庫にはいっています。
食べてください。」
と、
授業から帰宅すると、
メモが残してあります。
夜など、一緒に食事を囲んでの
フランス語会話練習など
望める状態ではありませんでした。
明らかに、善意でのホ-ムステイではく、
彼女らの大事な収入源だったのです。
まして、最初の1週間は、
もう一つの寝室を使っていたのは
日本人の若い女性だったのです。
せっかく、フランス語を勉強にきているのに、
これでは、日本語ばかりになってしまいます。
それに加えて、
禁煙部屋をお願いしたのに、
そのフランス人夫婦は喫煙者。
お部屋には煙草の匂いが充満しています。
短い短期留学だし....
と我慢しようかとも思ったのですが、
折角の貴重な機会、
ホ-ムステイ先の変更を
学校に依頼しました。
そして、学校からは距離はありますが、
郊外の一軒家の素敵なプ-ルつきのお家
に何とか変更してもらえました。
10代のロシア人の男の子も
ホ-ムステイしているお家でした。
子どももいたので、
皆でプ-ルで遊んだり、
お散歩したり、
家族でお喋りをしながら
食事を楽しんだり、
ロシア人の男の子がフランス語が
上手だったのが助かり、
その子に助けられながら、
楽しいホ-ムステイとなりました。
ヨ-ロッパ各国から来ている
若い学生、そして社会人でも
休暇を使って
フランス語のブラッシュアップに
来ているビジネスマンたち。
もちろん、日本人の女の子たちも。
そんな方たちが学校のクラスメ-トです。
その一人には、フランス映画が大好きな人
がいて、私も影響をを受け、
フランス映画にもはまっていきました。
アメリカ映画しか知らない私には、
とても衝撃的でした。
また、他にも、
パティシエを目指してる人、
女性の下着のでデザインをしてる人、
フランスの大学入学、大学院を目指いしてる人。
士気の高い、エネルギッシュな
日本人の出会いも貴重となりました。
年齢の違い、職種の違う人の
出会いは本当に興味深いでした。
今まで私が出会った人たちは、
アメリカに興味がある人、
英語圏に留学の経験のある人、
航空会社で乗務したいと思い
実現させた先輩、同期達、
私の周りにいた人たちと、
フランスに興味のある人達の違いも
感じました。
同じ日本人でも、また少し、
かなり種類の違う女性たちに出会い。
フランス語だけでなく、
私の興味、視野は色々と広がったのでした。
そして、イタリア、スペインと
陸続きのフランス。
ちょっと足を延ばしただけで海外、
そして違う文化に触れられる
このヨ-ロッパの環境に
とても惹かれていきました。
ますます、
アメリカより、フランス、ヨ-ロッパの国々を
知りたいという思いを強くした
した中身の濃い1か月を過ごしたのでした。
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