思い出の伊東の景色 | ひなこ日記 ~乳がん子ちゃんとの記録~

ひなこ日記 ~乳がん子ちゃんとの記録~

2009年 乳がん発覚 手術・放射線・抗がん剤。
2017年 乳がん転移(多発骨転移・肺転移・肝転移)
化学療法後、分子治療薬とホルモン治療など。
2020年 HBOCと診断され、7月よりリムパーザ服用
(2019年8月~2020年5月 大腸がんの義兄の記録)

旅行記の続きです。

小学校~高校まで、私は伊東で過ごしました。

その間の引っ越しは3回。

 

伊東は色々な景色があり、

大室山という山があります。

上から見るとこんな風ですが、下から見ると坊主頭。

 

この写真を、長女に見せると

お母さん 「この山、見たことある!」

真顔 「幼い時だけど、覚えてるのかなぁ。特徴的でしょ。」

お母さん 「ううん、飛行機で、そろそろ富士山かなぁって思ったら、この山が見えて、面白い形でしょ。緑じゃないときもある?茶色だった。」

真顔 「あるよ、この山は大きな木が生えていないからね。

秋になると草が枯れて茶色になるし、2月頃に山焼きをするから、そのあとは少しの間、黒かなぁ。山焼きは見たことないけど。」

 

へぇ~、飛行機から見た。そんな偶然もあるのか。面白いなぁ。

 

元気で時間があれば、大室山は上りたかった。

遠足でもよく行った。

小学校の頃、学校行事で登った記憶がある。

今では徒歩での登山は禁止されています。リフトがあります!)

高校生の時の天体観測。満天の星空がこの辺りは見えたの。

 

通り道、大室山は、ほんのちょっとしか見れなかったけど、満足。

 

もうひとつ、伊東で時間をかけて、長女と過ごしたのは「東海館」。

松川沿いにある歴史ある旅館は、今は資料館です。

お部屋の中を見ることができます。

一つ一つのお部屋が工夫が凝らされていて、ため息が出ます。

昭和3年に建てられて、平成9年に廃業。

この豪華な旅館の外観は、子供のころの私にとって、当たり前の風景でした。

 

川沿いに下って、海に遊びに行く。

中学・高校になっても、ストレスがたまると海を見に行く。

その川沿いを通るたびに、なんて綺麗な建物だろうかと思ったのです。

 

数年前に、めったに会えない弟と、墓参りに行ったことがあります。

その時初めて、ここ立ち寄って、資料館になっていることを知りました。

ポーン 「すごいねぇ、子供のころから、ずっと外観は見てたけど、中も凝った作りだったんだねぇ。いつか、娘を連れてきたいなぁ。」

 

そんな願いが叶いました。

1階にある喫茶スペースで、長女とあんみつを食べて、

外に出ると可愛いマンホールが!

 

そうだった。

毎年行われた灯篭流しを、上流から追いかけて追いかけて、河口まで見に行ったこと。

 

8月9~10日(今はどうかなぁ)には按針祭があって、海辺に花火大会を必ず見に行ったこと。

子供のころの花火大会のアナウンスが、とにかく面白くて、今でも忘れられない。

スポンサーや宣伝が入るんだけど、それ以外に「すごいすごい、拍手拍手!」とか「いけ~。おお~っ。」てね絶叫してるの。

 

これは、松川のたらい乗り競争です。(マンホールになってる)

川幅もそんなに広くない松川で、大人たちがたらいに乗って競争。

私たちが子供のころから行われているイベント。

今でも続いているんだ!

なんだかひょうきんな感じがします。

 

今回は行けなかったけれど、伊豆高原や城ケ崎、いいところいっぱいの伊東。

もっと早く子供たちを、連れてこればよかったなぁ。

 

コロナが収まったら、また多くの観光客が来てほしい。

がんばれ!故郷グッド!