あなたにお願いしたのはCD(クリエーティブディレクター)として

今からお話する案件をリードして頂きたいのです。

大手の飲料メーカーK社がクライアントですが、

新しい市場を開拓したいというオファーがありました。

 

それは「女性向きの缶コーヒーの開発とプロモーション」です。

ご存知とは思いますが、缶コーヒーはメインのターゲットは男性です。

 

スターバックス的な感じは女性受けが良いみたいですが

コンビニや自動販売機で「缶コーヒー」となると弱いみたいです。

 

この案件はコンペになります。

25日後のプレゼンになりますのでけっこうタイトです。

 

もちろん結果アウトでもそれなりの金額はお支払いします。

 

「1秒、5秒、10秒」考えて

上本常務の目をまっすぐに見て

「やります」と答えた。

 

さてどうしたものか、どういった切り口がいいか悩んだ。

予算は自由に使ってもいいと言われている。

 

私はフリーランス。

優秀なクリエーターの仲間もいる。

 

まずこのプロジェクトのチームを作ろう、

そう決めた。

 

皆かなり忙しい。

何か魅力がないとメンバー集めは厳しいと思う。

たぶん大切だけど、お金だけじゃないと思う。

 

まず組みたいデザイナーに声をかけた。

 

美大の時の同級生でけっこういい仕事してる。

広告賞も獲得したようだ。

彼は自己紹介の時「僕は真面目のかたまりです」と言って

皆を苦笑させたような人である。

 

普段はぼーとしているのだが

仕事モードなるとスイッチが入って

目つきが変わる。

 

プロだ。