勝興寺の本坊奥にある台所。
床間の片隅に井戸があります。
室内に井戸がある事体は珍しくないけど、床間にあるってのはちょっと異様。
そのままスタスタ進むと、今度は展示室。
平成10年~令和2年まで足掛け22年に渡って行われた大修復の様子が、写真や遺物と共に紹介されています。
展示室を出て、その先の廊下を右に曲がると、今度は書院ゾーン。
お上品な部屋がズラズラ続きます。

詳しくは→ 雲龍山 勝興寺

 

勝興寺の本坊。
館内に入り左手に曲がるとそこは公式の接客スペース。
凛とした空気が張り詰める、格の高い空間が広がります。
メインの大広間は国宝。
奥に座るのはお坊さんではなく天皇の使いである勅使を想定しているため、やり過ぎなくらいゴージャスな仕様になっています。
床の間は一面金箔装飾。
描かれているのは雲+鶴+竹。
雲は天上、鶴は長寿、竹は繁栄の象徴。

詳しくは→ 雲龍山 勝興寺

 

国宝に指定されている勝興寺の本堂。
サイズが圧巻。
幅39.3メートル、奥行37.4メートル、高さ23.5メートル、堂々たる体躯です。
そして見て欲しいのが、四隅の軒下。
4匹のちっちゃなお猿ちゃんが本堂の大屋根を支えています。
中に入るとキンキラキンの黄金装飾ワールドが待っています。
阿弥陀さまがおられるという極楽浄土の世界を表現した、ワンダフル・ファンタジー・ランド。

詳しくは→ 雲龍山 勝興寺

 

境内にある経蔵。
プロポーションがカッコイイわな。
正方形の躯体に、滑らかなカーブを描く?葺きの反り屋根。
これぞザ・仏教建築の神髄!とも言える見事なビジュアル。
鼓堂はその名の通り太鼓を納めた建物です。
特別な法要とか行事の時なんかにどんどーん!と叩くのかな?
さらに奥に式台門。
極太の鏡柱と冠木、深茶色の木肌、柔らかな風合いの?葺き屋根。

詳しくは→ 雲龍山 勝興寺

雲龍山 勝興寺

 

勝興寺の境内案内前編。

いきなり総門&唐門の二大門。
共にビッグサイズで、唐門はさらに金ピカ仕様。
豪壮感ハンパない!
境内に入るとこのお寺に伝わる七不思議がチラホラ。
ただどれもん~~~???という感じで。
果たしてこのお寺の「七不思議」は「不思議」なのだろうか?

詳しくは→ 雲龍山 勝興寺

そばきり仁 鴨南蛮

 

つゆはアタックから出汁の味じっとり。
深い滋味が尻上がりに厚みを増し、じんわりと舌を包む。
蕎麦は細く柔らか、小麦が多めに練り込まれているのか質感ねっとり。
味わいライトで、蕎麦の風味はやや薄め。
鴨肉は3枚。
小振りながら厚みがしっかりあるので、「かぶりついてる感」が強烈。

詳しくは→ そばきり仁 鴨南蛮

養浩館庭園 御茶屋

 

大御殿という程の規模ではないものの、洗練感が強烈。
高い精神性と文化が感じられる、ハイグレードなしつらえとなっています。
座敷からの庭の眺めが壮観。
青々とした植栽と眩しく照り返す水面が、大パノラマで目の前に展開します。
室内のしつらえも贅沢。
純度の高い日本建築の美が冴えに冴えまくる。

詳しくは→ 養浩館庭園 御茶屋

養浩館庭園 庭園

 

主役は池。
照り返す水面が神々しくて、凛とした緊張感があって。
日本人が古来より愛でてきた格調高い文化性が、生きた世界として目の前に広がります。
その隅にある小亭「清廉」。
池を愛でながらお茶を楽しんだり、ゆっくりと休憩をする場所です。
その少し先には築山。
池を掘った土を盛って作った山です。

詳しくは→ 養浩館庭園 庭園

南惣美術館

 

有名美術館や博物館にも全く引けを取らない、驚愕のラインナップ。
いきなり本阿弥光悦の赤茶碗、銘「青柳」。
さらに後花園天皇の書。
雪舟の仏画三幅。
俵屋宗達の「菊之図風炉先」、「百花百熊之図」。
魚住為楽の「龍号」。
円山応挙の「猛虎之図」。
長谷川等伯の六曲一隻屏風。
もう異次元です。

詳しくは→ 南惣美術館