1977年12月5日発売。6枚目のシングル
最高位1位[計10週] 登場週数32週
1978年度年間1位[累計売上約155万枚]
同年は[サウスポー][モンスター]でミリオンを達成。
1978年度トップ3を独占した
※2023年5月10日放送[ミラクル9]にて
女性デュオ・グループ・バンドと言えばというアンケートで
堂々首位を獲得。当時の熱狂は半端なものではなかった。
1970年代のシングルレコード売上トップ50のうち、
ミリオンセラー5タイトルを含む、6タイトルと最多です。
※1970年代発売のシングルでは25タイトルがミリオンを達成。
勿論、ピンク・レディーが最多記録を持っています。
多くの歌手が、代表曲のみが売上が突出する中、
ここまで、高水準でヒットを出せた歌手はいません。
1970年代を制したユニットと見て問題ありません。
改めて、記録の面でピンク・レディーの恐ろしさがわかります。
ただ、それだけに流行りの引きの早さにも唖然とします。
1979年には年間トップ50[約30万枚弱]程度まで落ち。
1980年代に入ったら見る影もない。
海外進出の動きも日本内では逆風となり、
見る影もなくなってしまったという。
まさに、激しい台風が通り過ぎたのかのごとく。
1980年ではまさに台風一過。
まさに、大衆から見捨てられたと言っても過言ではありませね。
とは言え。
猛威を振るった期間こそ短けれ、
こういう大衆のアンケートで最上位に来るのは、
他の歌手には見られない熱狂・爆発が風化する前に、
即座に語られるべき伝説となったからでしょう。
そして、見捨てられたという現実は、
メンバーだった二人のソロ活動が
あまりうまくいかなかったことに反映されています。
ピンク・レディーは[伝説]であり[流行りの藻屑]
ここまで両極端の言葉が似合うユニットもいないでしょう。