YŪKI - NEXT LEVEL[仮面ライダーカブト SF-OP][2006]
2006年3月23日発売。2枚目のシングル。
最高位11位 登場週数18週
2000年から始まった[平成仮面ライダー]。
これまで、ISSAや相川七瀬など、エイベックスの実力派が歌唱、
平成仮面ライダー=エイベックスという構図を作り上げていました。
そして、平成仮面ライダー第7作目に当たる、
[仮面ライダーカブト]で、YŪ-KIが登場。作品を盛り上げました。
登場週数18週もまた、仮面ライダーの力の強さを示しています。
YŪKIの、小室哲哉によるソロ・プロジェクトの話は
1997年発表の[dragons' dance]よりも、かなり前にあったようです。
私が聴いていたのは、1995年12月発売のTRFのシングル
[Happening Here/teens]の
[teens]をYŪKIのソロデビュー曲にする予定だったらしいのですが、
何かがあったようで、TRFの楽曲として発表されました。
以後、YŪKIのソロの話がなくなり、
1996年での5シングルを発表を持って、TRFは事実上の休止、
小室哲哉から離れることになります。
このような流れの中で、1997年7月に発表されたのが上記の[dragons' dance]。
TRFから完全に心が離れていただけに、
この曲こそ、良い出来にはなっていましたが、
以後、YŪ-KIの曲を小室哲哉が書くことはありませんでした
そして、[dragons' dance]から、実に9年後。
奇しくも、TRFが活動を再開した2006年に、
ソロ2枚目のシングルを発表します。
久々に聴いたYŪ-KIの歌唱作品です。
変わらない力強いYŪ-KIのヴォーカルに、嬉しさを感じました。
1998・1999年と、小室哲哉から離れての活動でも、
遜色なく、TRFが良曲を送り出していて、
YŪ-KIの歌声も冴え渡っていただけに、
2006年まで音沙汰がなかったのには、寂しさすら感じたものです。
2006年のTRF活動再開と、YŪ-KIのソロ活動開始。
この時期に、久々にTRF作品を聴き直していました。
新曲についても、もちろんチェックを入れ、
大きなヒットにはならずとも、作品を着実に出している状態に
安心感がありました。
それだけに、2009年で、再びぱったり作品の発表がなくなり、
行方不明になったのは、またか。と思わざるを得ませんでした。
2013年に、小室哲哉プロデュースのミニアルバムが出ていたことは、
ずっと後に知ることになるのでした。