安野希世乃 - 生きる[ソウナンですか? TV-ED][2019]
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2019年9月4日発売。3枚目のミニアルバム[おかえり]収録。
最高位14位 登場週数4週。
デビューミニアルバムから成績が減退する一方。
収録曲[生きる]の効果はさほどないと思われる。
安野希世乃というと、真っ先に浮かぶのが[マクロスΔ]。
そして、flyingdog[ビクター]が誇るアニメ系歌手のひとり。
自身が出演しているものとそうでないもの問わず、
主題歌を担当している作品を目にします。
確か、この[ソウナンですか?]はメインキャストになっていたはず。
安野希世乃はビクターのアニメにおいて看板となってはいるものの、
本人名義の楽曲のヒットには恵まれていません。
[ロケットビート][カードキャプターさくら クリアカード編 TV-OP2]が
かろうじて、作品の力を得て高い成績を出してはいるものの、
他の作品については、確実にトップ20入り出来るものの、
5週もなく姿を消しており、まったく伸びがありません。
安野希世乃自身に一定の人気はあるものの、
主題歌の成績も本人の人気に100%依存しており、
アニメソングとしてのヒット、とは言い難いものになっています。
もう一つ不思議なのは、
アニメ主題歌になっている曲をシングルではなく、
ミニアルバム収録にしているものがあることです。
この[生きる]もその一つになります。
実質ミニアルバムの表題曲という扱いになるとは思いますが、
やはりシングルで切られる方が
主題歌としての印象が強く残ります。
この[生きる]がアルバム収録になっている時点で
[ソウナンですか?]がアニメ作品として
ひとつ格下と見ているように感じられてなりません。
個別に[ソウナンですか?のEDテーマシングル]と銘打つのが、
私的ではありますが、楽曲の発売の仕方では、芳しく思えます。
そして、アニメソングを把握する上でも、
シングルで切られたほうが、何に入っているかを調べずに済みます。
安野希世乃は[ワルキューレ]のメンバーだけあり、
他作品でのキャラクター名義の歌唱が非常に多いです。
キャラクターでの歌唱は得意とするところなのでしょう。
一方、本人名義の作品は1年半発表がありません。
2023春クールの情報を全て把握していないので何とも言えませんが、
今期も主題歌の担当はないのでは、と思います。
実質、本人名義の歌手活動は半停止状態でしょうか。