アニメソングで数多くのヒット曲を出しているFLOWは、
アニメ作品と密接に結びついており、切り離すことは出来ません。
FLOWのヒット曲が演奏されれば大いに盛り上がります。
そのためアニメのイベントの出演も多く、
アニメファンからも十分に受け入れられています。
これまでに話をしてきた2000年代の大ヒット
[NARUTO-ナルト-[及び疾風伝][交響詩篇エウレカセブン]
[コードギアス 反逆のルルーシュ]の楽曲たちは
アニメファンなら誰しも知るところでしょう。
今回は2010年代の作品の話をしましょう。
2010年代でもアニメソングを数多く担当しています。
私はメジャーマイナー問わず、FLOWの楽曲は知っており、
FLOWが発表してきたアニメソングの数も、
ある程度は把握しています。
数で言うなら2000年代にも劣らず、
作品のヴァリエーションは2000年代よりも多いくらいです。
しかしながら、なかなかヒットアニメに当たらず、
ヒットしたと言えるFLOWの楽曲は、
2000年代に比べ、極端に減ったと言えます。
そして、ヒットの水準もかなり下がりました。
2010年代のピークと呼べる曲でも、
2000年代の中盤程度のものにとどまります。
そのなかでも、2010年代でのFLOWの曲では、
他の作品とは一線を画する、抜きん出た作品もありました。
今回の話はここから始まります。
ここでは、FLOWに数々のヒットを与えた
[NARUTO-ナルト]の楽曲については考えないものとします。
具体的に言えば、2010年初頭に発売された
[Sign][NARUTO-疾風伝-]の4位が当たるため、
この曲については考えないものとします。
※SignでYouTube検索をかけると
Mr.ChildrenのSignよりも上に来るのにちょっと驚き
2012年。
過去の関連作ではありますが、
完全な新作アニメと作られた作品の主題歌です。
過去に、このブログで一度触れている曲になります。
改めて、FLOWのまとめということで、
紹介しておくことにします。
FLOW - ブレイブルー[エウレカセブンAO TV-OP2][2012]
かつてFLOWが[DAYS]で代ヒットを出した[交響詩篇エウレカセブン]
世代がひとつ進み、時代背景、展開に大きな違いが見られます。
続編ではありますが、あくまで関連作と扱えます。
それだけに、
[交響詩篇エウレカセブン]ほどのヒットにはなりませんでした。
それでもそこは[エウレカセブン]でした。
FLOWに最高位12位をもたらし、
2010年代のFLOWの中では2番目に高い順位を記録させました。
この曲なら記憶にあるアニメファンも多いはずです。
ただ、なぜOP1にFLOWを持ってこなかったのでしょうか。
OP1はたしかよくわからないバンドだったはずです。
あまり聴いた覚えもありません。
[ブレイブルー]が最高位12位で
2010年代FLOWの中では2番目です。
では順位が1番は何かというと
2010年代以降で唯一トップ10を取らせた次の曲となります。
FLOW×GRANRODEO - 7-seven-[七つの大罪 TV-ED1][2014]
※この曲を取り上げなかったのは[七つの大罪]で
2曲紹介したためでした。
ソニーレーベルの主要アニメ枠[日曜5時枠]
いまでもシリーズが続いている人気作[七つの大罪]
さすがの人気作の最初のED。
アニメ系ロックユニット:GRANRODEOとのコラボの盛り上がりも重なり、
最高位10位を記録。七つの大罪主題歌でも相当前に出てきます。
コラボレーションの効果はてきめんでした。
ミュージシャンのレベルで言えば
GRANRODEOよりもFLOWの方が遥かに格上なので
このコラボについては驚きました。
よくGRANRODEOがFLOWと組めたな、と思いました。
FLOWがヒットを出せなくなっていたことが
相対的にGRANRODEOとの立場を近づけたということでしょう。
2010年代以降のFLOWでは、
おそらく最後のヒットとなる曲が2016年に出ています。
この曲については、昨日の[贈る言葉]をフリにした曲になります。
どの曲か、思い当たるものはありますか。では、次回の投稿をお待ち下さい。