2005年2月16日発売。11枚目のシングル[メジャー]
最高位1位 登場週数54週
2005年度年間2位[約95万枚]
ケツメイシの代名詞にして、現在でも、
何かしらのメディアで名前が出る曲です。
例えば春の曲であったり、失恋ソング。
そして、純粋に2000年代を代表する大ヒット曲として、
取り上げる要素の多さもまた、現在でも目にする理由です。
2005年、ケツメイシは
[さくら]で、シングル2005年度年間2位
[ケツノポリス4]で、アルバム2005年度年間2位と、
最も活躍が目覚ましかったミュージシャンです。
アルバム[ケツノポリス4]のヒットに合わせて、
以前のアルバムが再浮上して、
累計登場週数は150週を超えました。
リスナーを過去作に引き込めたことが、
[ケツノポリス4]の名作ぶりを語っています。
[ケツノポリス4]のレンタルの頻度も
かなり高いものでした。
レンタル店で見かけるケツノポリス4は、
かなりボロボロになっているものも見受けられ、
セールス面が目立たなくなった後でも、
レンタルされ続けていたことがわかります。
ベストでもないのに、長い期間レンタルされることは
多いケースではありません。
[ケツノポリス4]は、近年稀に見る、
大衆に愛されたアルバムと言えるでしょう。
[さくら]と[ケツノポリス4]
この2作の連動が、ケツメイシの栄華の極みを現しています。
そして、2005年をピークに、
ケツメイシはヒットを記録することができなくなります。
[ケツノポリス3]がミリオンに届いているのに対し、
2007年発表の[ケツノポリス5]はトリプルプラチナ止まり。
[さくら][ケツノポリス4]から2年で、弱体化が一気に進みました。
[ケツノポリス6]でダブルプラチナ、[ケツノポリス7]でプラチナ、
エイベックス移籍時に発表した4枚のベスト[ケツの嵐]は
4タイトルともにゴールド認定になる、下げ止まりません。
シングルも[ケツノポリス4]直後の[旅人]で
2006年度年間16位と大ヒットとなりますが、
以降が続かず、年間トップ50も厳しくなっていきます。
そして、ケツノポリス6収録の[出会いのかけら]を最後に、
年間トップ100入り、そしてゴールド認定がなくなります。
エイベックス移籍時には、ケツメイシは弱体しきっていました。
時々ヒットを出しているので、ケツメイシ自体は、
完全にヒットシーンから消えたとはいえませんが、
2000年代の活躍は、2010年代:エイベックス時代には
見る影もありません。