田村ゆかり - little step~lyrical wish~[魔法少女リリカルなのは TV-ED][2004]
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百合というわけではありませんが、
なのはとフェイトの関係は尊いので、
繋がりで紹介させていただきます。
2004年10月21日発売。7枚目のシングル。
最高位32位[当時の最高位を更新]
初のトップ50入り。
このシングル以降、売上のレベルが格段に上昇する。
田村ゆかりの人気を確立する起点となった曲。
水樹奈々が[innocent starter]で初のトップ10入りをした如く、
田村ゆかりも、当時最高位だった51位を更新し、
次シングル[恋せよ女の子][極上生徒会 TV-OP][2005]での
14位獲得へ跳躍を、見事に成功させています。
水樹奈々は、[恋せよ女の子]と同クールに出した
[WILD EYES]では13位を記録しており、
水樹奈々と田村ゆかりが双璧となったことを示しました。
魔法少女リリカルなのはは、
田村ゆかりと水樹奈々の二人をスターダムに送り出した名作です。
声優記録を打ち立てるスターを二人もおくだせた作品は
後にも先にも[魔法少女リリカルなのは]のみです。
一時的に、複数の声優の人気を上げた作品はあっても、
明らかに持続力が違いました。
田村ゆかりは[魔法少女リリカルなのは]を起点とし、
2014年のシングルまで、殆どのシングルでトップ10入りをしています。
現在よりも遥かにチャートのレベルが高かった2000年代を戦い抜きました。
水樹奈々については、語ることはないでしょう。
単独で東京ドーム公演を4回も行うような化け物です。
こんな、声優の歴史においても、最上位に人気を得た声優を
二人を送り出したのですから、
もはや伝説の作品と言っても、全く問題はないでしょう。
さて。
OPの水樹奈々が熱い路線を行く中で、
EDの田村ゆかりが、どちらかというと落ち着いた
大人の雰囲気を出す曲が多く送り出されてきます。
無印の[innocent starter][littile wish~lyrical step~]が
以降のシリーズの主題歌と比べると異例に感じるくらいです。
この曲の変化が、田村ゆかり演じる高町なのは、
および、水樹奈々演じるフェイト・テスタロッサの変化を
示しているのかもしれない、と後に思うのでした。