坂本真綾 - 指輪[Movie Ver.][エスカフローネ MV-ED][2000] | けーの暇つぶしブログ

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坂本真綾 - 指輪[Movie Ver.][エスカフローネ MV-ED][2000]

この曲は、シングルとして切られているヴァージョンと、

映画での使用ヴァージョンが異なる。

媒体収録は、シングルバージョンが初なので、

シングルについて、今回は話を進める。

 

2000年6月21日発売。6枚目のシングル。

最高位30位。

前作が、坂本真綾の代表曲にして

デジタルダウンロード:ゴールド認定の[プラチナ]なため、

チャート成績の悪さが際立ってしまう。

 

1996年、テレビシリーズが放送された

[天空のエスカフローネ]の劇場版。

テレビアニメシリーズと同様、

主役と主題歌を坂本真綾が担当しました。

 

[天空のエスカフローネ]、

及び主題歌[約束はいらない]が

坂本真綾の声優、そして歌手としての能力を示し、

知名度と人気を一気に引き上げたことを考えれば、

[天空のエスカフローネ]は、坂本真綾にとって、

非常に重要な作品なのは間違いなく、

1996年放送のアニメの中では、

高い人気や評価を得た作品でもあります。

 

それだけに、映画について言えば、

盛り上がりに欠けたな、と言うのが正直な印象です。

変に設定を一新してしまったことが、

かつての[天空のエスカフローネ]とは別物で、

かつ失敗作にしてしまったと言えます。

 

 

 

 

 

 

なぜ、敢えて設定を一新して、

まっさらなところから始めようとしたのでしょうか。

考えるに、テレビシリーズのシナリオに対して、

人気や評価は上がったものの、

内容については、製作者側が不完全と判断して、

映画で完全な形にしたい、という意図があったのかもしれません。

しかし、視聴者が求めていたのは、

1996年放送時の[天空のエスカフローネ]だったことは、

映画[エスカフローネ]の惨敗ぶりからわかります。

 

結果、映画の失敗に伴い、

主題歌となった[指輪]も、以降の坂本真綾の作品と比べると

かなりへこんだ値になっています。

[約束はいらない]とは対象的な、

物静かなラブバラードになっており、

うまい作りができていたと思っただけに、非常に残念です。

 

ちなみに。シングルバージョンは、

坂本真綾のオリジナルアルバムには未収録です。

菅野よう子のベストアルバムと、

アニメ制作会社EMOTIONのベストアルバムに収録されています。