宮崎歩 - Power Play[マシュランボー TV-OP][2000]
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2000年4月5日発売。2枚目のシングル。
チャートデータなし。
宮崎歩というと、和田光司と並び
[デジモンシリーズ]の楽曲を多く手掛け、
[brave heart]を始め、
アニメソングのマスターピースを何曲も送り出しています。
2020年には、甥の志尊淳の呼びかけで、
対コロナの思いが込められた楽曲[きぼうのあしおと]を発表、
デジタルチャート上位に食い込ませました。
宮崎歩が志尊淳の叔父だったことは全く知らなかったため、
まったく予想しない方向から、宮崎歩の名前を見ることとなり、
非常に驚いたのを覚えています。
さて。
今回紹介している曲は、宮崎歩が[デジモンシリーズ]以外で
歌唱した唯一のアニメソングです。
そして、この[マシュランボー]と言うアニメとともに、
不遇の楽曲ともなっています。
[マシュランボー]は、あまりに低視聴率で打ち切り、
アニメの放送枠は廃止されてしまいます。
結果的に、マシュランボーが
テレビ朝日系列の土曜夕方帯アニメ枠に
とどめを刺してしまった、ということになります。
そんな作品の主題歌なので、
おそらく、あまり知られていないのではないでしょうか。
視聴率の酷さを見ると、当時のキッズでも、
殆ど見ていないのではないでしょうか。
[マシュランボー]がキッズ向きの作品なことを考えると、
この[Power Play]を知るチャンスがあるのは、
当時のキッズくらいなものでしょう。
アニメファンの網にも、引っかかりそうにありません。
となると、キッズ以外の、上の年層についても、
知られている可能性は非常に低いと思われます。
収録媒体においても、当時発売された8センチシングル盤と、
2015年に発表されている、宮崎歩のオリジナルアルバムしかなく、
宮崎歩と言うミュージシャンに注目している人でない限り、
音源を持っていることも考えづらいです。
私としては、挿入歌よりも主題歌を優先させていたので、
[デジモンシリーズ]の曲よりも、
主題歌だった[Power Play]の方が、優先度としては上でした。
なので、聴いた回数も[brave heart]よりも[Power Play]の方を
多く聴いています。
宮崎歩の曲は私との相性が良く、この[Power Play]も
かなり好きな曲だったりします。
それだけに、あまり知られていないではないか、と思うと
惜しいな、と思うのです。