BAAD - 胸に抱いて忘れない[地獄先生ぬ〜べ〜恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説! MV-ED][1997]
1997年7月23日発売。7枚目のシングル。
チャートデータなし。
1993年12月1日発売のシングル[君が好きだと叫びたい]で
40万枚を売り上げるヒットを飛ばし、
収録アルバム[BAAD]も最高位16位を記録。
ビーイングの一翼を担うバンドになりました。
[君が好きだと叫びたい]で、
これからのヒットが期待されたBAADでしたが、
直後のシングルでトップ50入りギリギリ、
2作目のアルバムはトップ100圏外、
さらに、初代ヴォーカルが脱退するなど、
苦難に見舞われていきます。
大ヒットを出した翌年の急転直下の
大苦戦となりました。
その苦難から2年ほどで、
BAADは新ヴォーカルを向かて再始動。
このシングルが、再始動後第2作目となります。
先代ヴォーカル在籍時で、すでに大苦戦していたBAADは
ヴォーカルが変わった後で、
現状に全く変化はありませんでした。
[君が好きだと叫びたい]以降、
2作目となるアニメタイアップも、打開点にはなりませんでした。
そもそも、1997年に地獄先生ぬ~べ~の映画が
公開されていたことを、どれくらいの人が覚えているでしょうか。
何故か知りませんが、わたしはこのシングルを持っていました。
持っていたからこそ、この曲がぬ~べ~の曲だとわかるのです。
新品で買うわけもないので、どこかの中古店で
かなりの破格で買ったのではないか、と思うのですが、
全く記憶が定かではありません。
そして、BAADの活動について、
この曲で確認することにもなりました。
正直[まだいたんだ]が、率直な感想でした。
1994年末のアルバム[GET BACk TOGETHER]まで、
先代ヴォーカルがいたときまでは、知っているのですが、
その後、BAADがどうなったのか、情報がありませんでした。
[GET BACK TOGETHER]も、
中古でジャンク値で買っているので、
発売を知ったのは、かなり後にもなりますが、
ひとまずは、1994年までの作品はわかっていたのです。
久々に見たBAADの姿と、チャートに入ってこない様子に、
すでに終焉が見えてるな、と感じました。
現に翌年に、シングル[恋して初めて知った君][発明BOY カニパン TV-OP]
アルバム[B-SOUL]を最後に、解散してしまいます。
ただ、メンバー全員が音楽業界から姿を消しておらず、
ビーイングのバンドメンバーとして活動している人がいます。
次は、その2000年代から活動を開始したバンドについて書いて行きます。