声優のCDチャートイン事情 | けーの暇つぶしブログ

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9月5日は國府田マリ子の誕生日です。53歳です。
1990年代の、第3時声優ブームの象徴する人物で、
[ツインビーPARADISE]のリスナーがベルを付けて、
[合言葉はBee!]というフレーズがファンの間で流行りました。
かくいう私も、バッグにベルをつけていました。
 
第3次声優ブームを代表格といてあげる
残りの二人に、林原めぐみと椎名へきるがいます。
この3人が、当時の声優と明確な差をつけた記録として、
[シングル、ないしアルバムでのオリコントップ10入り]です。
CDバブル真っ只中で、一週間で5万枚は売らないと、
トップ10入りできない激戦の時代での記録は、
いつまでも色褪せることない偉業です。
 
2000年代以降でも、このトップ10入りは
高い壁となっています。
トップ10入りのレベルが、2009年の段階では、
1万枚強まで下がったものの、
安定してトップ10入りを達成できたのは、
水樹奈々・堀江由衣・田村ゆかりの3名のみ。
音楽業界全体のCD売上のレベルの低下に比べ、
まだ、アニメ・声優のCDの売上の比率が低かったため、
相対的に、声優の順位は上がるはずなのですが、
それでも、上記の3人のみになっていたのです。
主演・主題歌を手にした[戸松遥]も
2008年[かんなぎ]でトップ10入りをしていますが、
勢力としては、2010年代勢に入ります。
強力なタイアップでもあったので、個人の人気よりも、
アニソンとしてのヒットと捉えたほうが正しいです。
 
状況が一気に変わるのは2010年代。
CD売上のチャートのレベルが下落が続いたこともあり、
1万枚を売れば、軽くトップ10に入れる状態になります。
そこに切れ込んできた声優が、一点突破で人気を勝ち得た声優。
化物語[千石撫子]の花澤香菜、けいおん![中野梓]の竹達彩奈。
演じたキャラクターから人気が一気に高まり、
その勢いのままに、ノンタイの楽曲でCDデビュー。
1万枚以上の好成績を上げ、トップ10入りを果たし、
女性声優乱立時代の幕開けを告げます。

 

 

 

 

得てして、1990年代・2000年代と
2010年代では、声優業界の状況には
大きな隔たりが生まれています。
2010年代の方が、明らかに個人名義で曲を出す人が増えました。
チャートのレベルの低さも相まって、
トップ10入りすることもザラになっています。
 
ただ、2000年代以前と、2010年代以降では
トップ10入りの難度には、桁違いの差があります。
ここで、今の声優のランキングと、
昔の声優のランキングを同一視されたくない。
トップ10入りは、生半可なものではなかったです。
水樹奈々・田村ゆかり・堀江由衣の
最盛期のファンの熱狂を考えれば、
今の声優は吹けば飛ぶようなものでしょう。
 
さらに言えば、アニメオタクと言われ、
アニメファンは世間からの逆風にさらされる中、
1990年代にトップ10入りの記録を作った
林原めぐみ・國府田マリ子・椎名へきるが
さらなる化物だった、と言うしか私にはありません。
1990・2000・2010年代と渡り歩いた私だから、
時代時代の熱、熱狂がわかる、というものです。