Printemps - WAO-WAO Powerful day[ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル GM-IN][2015]
2015年11月25日発売。
最高位3位。[初動記録4.0万枚]登場週数21週[同発シリーズ最長]
Printemps[プランタン]のメンバーは
高坂穂乃果[CV.新田恵海]、南ことり[CV.内田彩]、小泉花陽[CV.久保ユリカ]
これまでの[BiBi - 錯覚CROSSROADS][lily white - 思い出以上になりたくて]と
同シリーズで出された[スクフェス]用の楽曲です。
ヒットのレベルは[lily white - 思い出以上になりたくて]とほぼ同等で、
ここでも、BiBiがひとつ頭抜き出ていることがわかります。
[カップリングが切ない系なのですが]
BiBi、lily whiteが、切ないラブソングになっていますが、
こちらは、タイトルの通り、
日常を飛ばして、元気で過ごそうという、
ライブでの盛り上がりを意識した楽曲です。
このシリーズの初弾に当たる楽曲のため、
まずは、Printempsを盛り上げ役を立てたと考えられます。
3組の差別化を図る上で、大盛りあがりからの
切ないラブソングが出てくる展開で、
ファン[ラブライバー]の耳に残りやすくする
狙いだったと思っています。
ただ、そこまで数字に大きな変化が見えないことから、
そこまでの影響はなかったようです。
今回のスクフェス楽曲のシリーズは、
2019年のベストアルバム[μ’s Memorial CD-BOX[Complete BEST BOX]]
に初収録となっています。
このボックスは12枚組になっており、
[ラブライブ![無印]]関連で発表された楽曲をすべて収めています。
特筆するべきは、DVD/Blu-ray特典CDに
収録された楽曲を収めていることと、
2015年の劇場版以降の楽曲が初収録になっていることです。
ラブライブ[無印]の曲を聴くのであれば、
[Best Album Best Live! Collection]
[μ’s Best Album Best Live! Collection Ⅱ]の
2タイトルで十分ではないか、と思います。
[ラブライブ!]は、テレビシリーズから躍進したので、
テレビシリーズ以降の曲を収録した[II]で十分、
と言いたいところなのですが、[I]に収録されている曲が
テレビアニメで使用されていることもあるので、
[I]も押さえておけると良いです。
特に[snow halation]は[I]の方の収録のため、
どうしても、[I]は外せないでしょう。
ただ、このベスト以降は
[劇場版使用曲][3ユニットスクフェス曲][ラストシングル]
の発表になっており、[I][II]の収録分に比べると
曲は少なめなので、[ラブライブ![無印]]のライトユーザーなら
そこまでこだわらなくてもいいのでは、と思います。
[劇場版使用曲]が少々惜しいと思えるので、
もし聴くのであれば、シングルを中古で
個別に探すか、ダウンロード購入をするのが良いでしょう。
それで、なぜ[I][II]のみで良い、
つまり[コンプリート・ボックス]である必要がないか、
と言えば、単純に価格の問題です。
[I]は
Blu-ray付豪華盤:8381円、Blu-ray付通常盤:5236円
通常盤:3457円[2枚組にしては多少廉価]
[II]は
限定盤が10120円、通常盤が4070円。
[3枚組なら、かなり低い価格]
なので、通常盤のみなら、8000円掛かりません
豪華盤でも2万円もかかりません。
しかも、中古に関しては、相当値崩れをしています。
豪華盤でも[I]が1600円、[II]が1200円です。
[μ's]が過去の人になっているということでしょう。
そして。
[コンプリート・ボックス]の場合は、
一仕様で35200円です。
[I][II]から追加されている曲を考えると
かなり手が出ない価格になっています。
中古でも、まだ12000円の値がついているため、
過去のベスト[I][II]のみを手にすることをオススメします。
この価格の差を見ると、
ベスト[II]の発売時期を考えてほしかったな、と思います。
[I][II]で、完結できる。
せめて、シングルで切られたものが
すべてフォローされるように、[MOMENT RING]が出た後
[μ's]が完了した時に発表されるのが望ましかったです。
私が[μ's]を総括する時も、使いやすかったと思います。