ミスチルのベストアルバム。
CDで現在は8タイトルでています。
配信限定のもも2タイトルありました。
CDについては、一切時期の被りがないため、
すべての時期を把握するには、8タイトルすべてを聞く必要があります。
その中でも、ヒット曲が満載なのが、
1990年代まとめた2枚のアルバム。
2001年7月11日に発売された2タイトルから。
特性:
デビューからトップに君臨するまでの軌跡が見られる
ミリオンセラーを最多収録[6タイトル]
アルバム収録曲が偏っている
[Atomic Heart,BOLEROからそれぞれ5曲]
全般として、ミスチルの曲でも
有名でいまでも耳にする機会が多い作品が揃っている。
収録曲の中で、特に代表曲として挙げられるもの
↓
○1994年度年間チャート首位:
○売り上げ枚数約280万枚の最大ヒット
[肉]に次ぐミリオンセラー収録[4曲]
ミスチル音楽の過渡期の流れを体験できる
[この期間で活動休止をしている。
その前後で大きく変化している]
リカットシングルが未収録
[マシンガンをぶっ放せ,I'LL BE]
ミスチル人気が底を打つ時代の曲がある
[肉]と組み合わせることで絶妙なバランスとなる。
ただ、時期が進むにつれ、ミスチルの人気が落ち
楽曲の知名度が下がっていく傾向がある
この時期を代表する作品が以下のもの
○1996年度年間チャート首位・初動ミリオン・累計ダブルミリオン
○ミスチル最後のミリオンセラー
この2タイトルのベストアルバム前に出された
直近のオリジナルアルバム「Q」の記録が
[この時期にミスチルの人気が底を打った]ことを証明する。
ただ、、ベストを出すタイミングがここしかなかったため、
宿命としか言いようない結果ではある。
○同日発売の浜崎あゆみのアルバム「Duty」に
週間売上で100万枚以上の差をつけられた。
○ミリオンセラーに届いていない
2001年以降の作品では2008年の[SUPERMARKET FANTASY]まで
5タイトル連続でミリオンセラーとなっている
○収録シングルとの売上差が、過去作より一際小さい。
つまり、シングルを買うようなコアユーザーの割合が高くなり、
一般的ではなくなっていた
このように、ミスチルの人気が最低調時代に出されたため、
この2タイトルのベストアルバムは収録内容の割に
売上は振るわなかった。[骨はダブルミリオンにも届いていない]
同時期のトップ浜崎あゆみ、宇多田ヒカルなどに
大きく穴を開けられてしまっている。
※但し。後にミスチルの人気が復活することで
レンタル回数は非常に多くなったよう。
中古での購買も考えられるので、
必ずしも普及しなかったアルバムでもない。
後の1990年代のベストの盛り返しが、
ミスチルの底力を示していくことになる。
ミスチルが、広い年代でトップランカーだったという証。
ブレイクから絶頂期、音楽性の変化、人気最低調期と
収録時期のアップダウンの激しいベストアルバム。
ここまで複雑な変化を見られるものはなかなかない。
しかも、これだけがミスチルの代表曲でもない。
2001年以降にも、様々なヒット曲が発表され、
2000年代の楽曲を収めたベストアルバムが
2012年に登場します。