Mr.Children - I'LL BE[Single Version][1999] | 棚卸し

棚卸し

このブログは私の人生を振り返るものです。
あくまで、自分の整理をつけるもののため、
コメントを一切受け付けません。
悪意のコメントなど見たくありませんので。

人の不幸な人生を見たい方、いらっしゃい。
そして、心から嘲笑えばよいでしょう。

以下の記事が、8月12日付

公式ジャンル[音楽レビュー]で137位

公式ハッシュタグ[MRCHILDREN]で16位を

記録しました。

Mr.Children - フェイク[2007]

 

今回は少し戻って、フェイクとは違う、

力強い一曲を出してきましょう。

 

Mr.Children - I'LL BE[Single Version][1999]

 

1999年5月12日発売。17枚目のシングル。最高位1位。

活動休止から復活した姿を見せつけた[DISCOVERY]からのリカットシングルで、

その影響からか、累計売上は約30万枚と、

CDの売上が激減していった2000年代まで含めても、

Mr.Childrenの中でも最低値であり、影に隠れてしまっています。

ミスチルのファンからは人気が高くても、一般的な知名度は低いと思われます。

更には、ベスト・アルバム[1996-2000]にも未収録であり、

このシングルバージョンは、浸透しようにも、条件が悪すぎました。

 

更に、このシングルバージョンと、

[DISCOVERY]に収録されているアルバムヴァージョンは

全くの別物となっています。

シングルバージョンは、非常に堅いロックになっていますが、

アルバムヴァージョンは、非常にスローテンポで、

アレンジもアコースティックギター中心に落ち着いたところからはじまり

まるで語りかけるかのような歌い方で、演奏時間は実に9分という。

 

 

 

 

 

 

同じ曲でも、シングルバージョンとアルバムヴァージョンでは、

持っている意味がまるで別物という、

なかなかないタイプのシングルカットと言えるでしょう。

そして、このアルバムヴァージョンもベストに収録されていません。

 

Mr.Childrenは、一時期、デビュー25周年を記念して

配信限定のベスト・アルバム[Thanksgiving]と銘打った作品を

時期別に2作出しています。

そこには、I'LL BEのシングルバージョンは収録されていましたが

今は、販売を終了しています。非常に惜しく思います。

 

この曲は、シングルバージョン、アルバムヴァージョン共に気に入っていて

かなりの頻度で聴いていたのを覚えています。

シングルのヒットの度合いも、オンタイムで知っていたため、

なぜ、ここまで別物になっているのに、

ミスチルファンの食指が伸びなかったのが、不思議でした。

 

今考えると、I'LL BEのアルバムヴァージョンの印象が強すぎて

シングルバージョンが受け入れられなかったのかな、と思います。

力強さに違いはありませんが、アルバムヴァージョンのほうが根が深い。

今回にあるものの大きさが違う。そう感じられたのかもしれません。