さユり - 平行線[クズの本懐 TV/DR-ED][2017] | 棚卸し

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[ナンパ]のテーマにした作品、[ナンパ]の描写のある作品、
というものが思い浮かばなかったので、ナンパという邪な行動から、
歪んだ愛の形を表現していた[クズの本懐]が頭に浮かんだため、
この曲を紹介しておきます。
 
 
2017年3月1日発売。5枚目のシングル。
最高位10位。登場週数8週。
 
自己最高位10位をマークしている楽曲です。
[月と花束]は、人気シリーズ[Fate]関連楽曲だったことを考えた場合、
ほぼ並ぶヒットとなった[平行線]が主題歌になった[クズの本懐]も
かなり有力なタイアップ、人気作品になり得たということになります。
 
ドラマとアニメが同時進行であったこと。
アニメとドラマの主題歌が同じだったこと。
ドラマ、アニメ、原作が同時に終了したこと。
メディアミックスがここまでリンクしている作品は
この作品以外ないと思います。
 
★★★★★★★★★★★★★★★★
まず、ドラマとアニメの同時進行。
ドラマとアニメでは、制作体制が全く別物であること、
管理しているレコード会社も異なれば、
芸能事務所との兼ね合いも、
そもそも、二次元と三次元では、客層が違うこと。
いろいろな要素が組み合わさることで、
ドラマとアニメは、半ば水と油、
原作が同じでも、似て非なるものとなります。
 
その似て非なるものの主題歌が同じということも
まず、ありえないことです。
原作が同じでも、アニメとドラマでは、
そもそも歌唱者の傾向が違います。
アニメの場合は、アニメソングを多く担当する歌手や、
キャストがキャラクター名義で歌う場合が多いです。
一方ドラマは、アニメとは無関係の一般歌手です。
担当する箇所の立場がそもそも違うので、
両立すること自体がありえないのです。
 
主題歌を担当しているさユりは
アニメタイアップが多い歌手なので、
アニメ寄りの人となります。
アニメ寄りの人に、ドラマタイアップがつくことはほぼありません。
こう考えた時、ドラマとアニメの同時放送でも、
アニメのほうが先行して扱われていたことがわかります。
私としても、ドラマとアニメなら、アニメを優先させます。
 
この曲については、ドラマ主題歌か、アニメソングか
どちらと認識されていると考えた場合、
明らかに、アニメソングと捉えていることでしょう。
実際問題、私は、実写ドラマをやっていたことを知りませんでした。
多くの人が、私と同じだと思います。