[H]で、浜崎あゆみは2002年の首位を獲得。
アルバム、シングル通して、初、そして唯一の
年間首位獲得となりました。
シングル・アルバムともに年間2位を獲得したものもありますが、
両者とも、宇多田ヒカルに阻まれています。[両者とも2001年度]
そして、今回紹介するのは、
2002年の浜崎あゆみの代表曲として、紅白でも演奏された曲です。
おそらく、[H]収録曲よりも有名でしょう。
浜崎あゆみ - Voyage[マイリトルシェフ DR-ED][2002]
2002年9月26日発売。28枚目のシングル。
最高位1位[3週連続]。2002年度年間9位[約68万枚]。
浜崎あゆみ初、CCCDでの発表となったシングルです。
以降、[INSPIRE]までの5シングル、CCCDでの発売となります。
2002年度、浜崎あゆみ張りカットを含めて
4枚のシングルを切っています。
[H]がミリオンを達成したのに対し、
4月のシングル[Free&Easy]は、約半分の50万枚。
前年のシングルの売り上げを考えた場合、
この50万枚が、当時の浜崎あゆみの平常値と言えます。
それに比べて[Voyage]をみると、
68万枚で、年間トップ10入りを達成しています。
ドラマのタイアップの効果と良曲ぶりで、
平常から、かなりの上乗せに成功しています。
CCCDという不便な円盤で発売されたものを踏まえれば
この売上の高さは、特筆知るべきことでしょう
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登録宜しくお願いします!
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楽曲としても、70万枚以上の売上が出ているCDを
浜崎あゆみを多く出している中、
この曲が、浜崎あゆみの代表曲として残っているのは、
[Voyage]の名曲ぶりを示すとともに、
以降の浜崎あゆみが、低調へと向かっていく印でも
あったと考えられます。
この曲からは[SEASONS]と同じ香りがします。
ゆっくりと進んでいく時間の中で、
穏やかな気持を持ち、どこか癒やしと許しを与えるような
そんな、おおらかさも感じさせるような。
とても、大きく、広い感覚を覚えて、
その要素が、感動を呼ぶのではないかと思います。
浜崎あゆみが紡ぐ世界の一つの魅力。
そういうものを、強く示している名曲と言えるでしょう。
良い曲はいつでも、色あせないものです。