2004年[DESTINY]では
[HIGH and MIGHTY COLOR][高橋瞳]
前回は、ここで話が終わってしまいました。
[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]
前回の投稿では、玉置成実の[Reason]の話をしました。
[機動戦士ガンダムSEED]からの続投なので、
まとめて話をしました。
次は上に挙げた二組についてです。
この二組も、大きな記録を残しています。
PRIDE[OP2][2005]
最高位は2位ながら、全体のセールスは
OP1[ignited-イグナイテッド-]を上回っており
ガンダムSEEDがなお加熱していたことがわかります。
十分な戦績を残しているT.M.Revolutionを
上回っていたことは今回調べて知ったことであり、
僕としてはとても意外な事実でした。
ただし。楽曲の残り方は、
やはりT.M.Revolutionのほうが上で
ガンダムSEEDの加熱が一過性であることを証明する
一つの証拠とも言えるでしょう。
[一輪の花][BLEACH TV-OP3]が
最高位2位を記録するヒットになったのみで
他にもアニメソングはあったものの、
高い成績を上げることが出来ませんでした。
ヴォーカルの結婚と同時に解散しており、
結局、アニメでのプッシュに失敗した例として
残念ながら挙げられることとなります。
もうひとり[高橋瞳]
僕たちの行方[OP3][2005]
この曲は週間首位を獲得しています。
どうやら、ソロ歌手でのデビューシングル首位は
当時では約11年ぶりだったようで、
あまりに大きいヒットだったことは言うまでもないでしょう。
もちろん、年間トップ100入りも果たしており、
[機動戦士ガンダムSEED]
[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]の主題歌の殆どが
トップ100に入るという事態が起きました。
アニメソング界で、
こういう寡占状態が起こることはほぼなく、
大きな事件として、記録に残っています。
[高橋瞳]ですが
同じ[土曜6時枠]のアニメ[BLOOD+][OP1]である
[青空のナミダ]でトップ10に入ったのみで
[銀魂]のタイアップがありながらも
活かし切ることが出来ませんでした。
2012年でソニーとの契約を切られており、
メジャーシーンから姿を消しています。
ちょうど
[LiSA][藍井エイル][ClariS][春奈るな][Kalafina]の、
ソニーアニソンシンガー5本柱が成立した頃なのが
なんとも皮肉めいているように感じられます。
僕としては、
[機動戦士ガンダムSEED]
[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]の主題歌は
名曲揃いなので、歌唱した歌手の末路が
なんとも悲しく感じられます。
ただ。このような
[アニソンのプッシュに失敗した歌手]がいるからこそ
[LiSA][藍井エイル][ClariS][春奈るな][Kalafina]の、
ソニーアニソンシンガー5本柱が成立し、
長いこと勢力を維持したのだと思っています。
さて。ここまでがソニーの話です。
[機動戦士ガンダムSEED]
[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]の主題歌は
ソニーの他に[ビクター]も担当しています。
こちらも名曲揃いですので、
続けて触れていきたいと思います。
では。次はビクターで会いましょう。