アニメソング総選挙2020[ランキング分析:2000年代前半] | 棚卸し

棚卸し

このブログは私の人生を振り返るものです。
あくまで、自分の整理をつけるもののため、
コメントを一切受け付けません。
悪意のコメントなど見たくありませんので。

人の不幸な人生を見たい方、いらっしゃい。
そして、心から嘲笑えばよいでしょう。

[書きたいものを書く]

あと、4年代ありますからね。

全部紐解いていきますよ。

 

2000年代前半
45位:千綿ヒデノリ - カサブタ[2003]
 [金色のガッシュベル!!][TV-OP1]
57位:ロードオブメジャー - 心絵[2004]
 [MAJOR][TV-OP]
68位:ポルノグラフィティ - メリッサ[2003]
 [鋼の錬金術師][TV-OP1]
76位:M.S.J - ハッピー・ジャムジャム[2003]
 [しましまとらのしまじろう][TV-ED2]
100位:FLOW - GO!!![2004]
 [NARUTO-ナルト-][TV-OP4]

この時代の楽曲は
[J-POP]的なヒットは1990年代に負けます。


2000年代のアニメソングのヒットと言えば
[機動戦士ガンダムSEED]シリーズから出たものですが、
売上的にも、チャートの順位的にも、使用期間でも
1990年代にランクインした曲たちとは戦えません。


確かに
T.M.Revolutionが[機動戦士ガンダムSEED]により
息を吹き返し、
チャート上位に入るようになったのは事実です。
同じ枠で放送されていた
[鋼の錬金術師]からも数々のヒットが生まれました。
しかし、これらでランクインしているのは
[メリッサ]のみです。

ここで気付かされるのが
[作品のファンが支持するかどうかが大きい]ことです。
[機動戦士ガンダムSEED]が、
ガンダムファンからは
[あれはガンダムではない]とされ
そこから支持を受けるのは不可能です。


[機動戦士ガンダムSEED]自体のファンがいることも
考えられますが、人気は[一過性]のものだな
と当時から予感していました。
本腰を入れてアニメを見るファンではない人たちが
騒ぐだけ騒いで、すぐにいなくなる。
こういう図式だったに相違ないでしょう。

 

 

 

 

 




[鋼の錬金術師]についても
数々のヒットあれど、本当に支持するファンは
受け付けていなかったことがわかります。
当時見ていた人が買ったからこその売上ですが、
やはり、そういう人たちも
アニメが終わった途端、離れていく。
いま、投票するようなファンに受け付けられていない以上、
票を集めるのは難しかったのでしょう。

その点。
[金色のガッシュベル!!]は
当時の朝帯アニメでは非常に高い人気があり、
キッズがこぞって見ていたと聞きます。
三つ子の魂百まで。
幼少に焼き付いた名曲は離れることはありません。
それは、じまじろうも同じなのでしょう。
僕は全く知らなかったのですが、
ここに入ってくるということは
当時のキッズにとっては

よほど印象的だったに違いありません。
ED2がランクインしていることが
何より、特殊性を示しています。

[MAJOR]は
いまでも[MAJOR 2nd]が連載されるほど
息の長い作品です。
[心得]はまさに[MAJOR]そのもの。
作品のファンはまっさきにプッシュするでしょう。


2000年代。
[J-POP]においては過去に負け
[ゴールデンタイムから
 アニメがこぞって撤退させられていたことで
 1990年時代よりもアニメに触れにくくなった。]
[アニメファン向け]についてはトレンドが来ておらず、
アニメを見ている人の数自体が、2006年以前よりも少ない。
[アニメファン]が[名作]と評価するものもない。
まさに[空白の時代]です。

僕としては、
[これが良かったな][あの曲は素晴らしい]
代表的な曲を思いつくには思いつくのですが、
[時代を彩った]と言えるまでのメガヒットがあるか、
と言われれば
[否]
と答えざるを得ません。
こういう業界の状態を
このアンケート結果が見事に示している。
そうとしか言いようがないです。

 

アニメソング冬の時代。

にわかに盛り上がるには

2006年[涼宮ハルヒの憂鬱]の登場まで

待つことになるのです。