定期的にデジタルチャートをチェックすると
ぞれぞれに面白いことが出起きていることがあるから
外すことのできないコーナーとなるわけです。
今日のチャートのポイントは
[CDセールスにおける3勢力
[AKB系][ジャニーズ系][韓国勢]が
デジタルチャートで上位にいること。
[3勢力]の特徴は
[CDセールスと曲のヒットのレベルがかけ離れていること]
現在のヒットの指標のひとつとなる[デジタルチャート]での
極端な弱さが指摘される。
ところが。
今回はその通例が通用しないチャートが展開していること。
1位のBTS[防弾少年団]=韓国勢
2位の[乃木坂46]=AKB系
1位のBTS[防弾少年団]=韓国勢 は
シングル、アルバムともに初動記録で50万枚は超えてくる
[韓国勢最強のグループ]
2位の[乃木坂46]=AKB系 は
AKB48とほぼ同一の数値である
シングルミリオンセラーを連発している。
CDセールスだけでなく、
デジタルチャートでも最上位に入るとなると
本物の最強ということになるやもしれない。
1位:BTS[防弾少年団] - Dynamite
公開2日で再生回数が1.6億回。
凄まじい数値。
日本のミュージシャンじゃとても考えられない。
世界中からのアクセスがあるということなのだろう。
[ごく一部からは
[韓国グループは再生回数を操作している]と
数値がまがい物だという指摘があるが定かではない]
パフォーマンスのレベルの高さから
日本の若年層でも支持が広がっているとか。
その支持者達による爆発的なCDの購入なのだろう。
アイドルなの?
2位[乃木坂46] - 誰がその鐘を鳴らすのか
コロナが世界中で蔓延してから
AKB系はやたらと[世界平和]やら[人の結びつき]といった
[人の善意]を歌うものが増えている。
秋元康が本気で日本人に団結を呼びかけている?
コロナとの戦いをともに乗り越えようと訴えている?
残念ながら、商業主義の権化とも言える人がゆえに
腹の中をうかがい知ることはできない。
乃木坂46はデジタルチャートでも
かなり戦えていた実績を持つので、
ここに来て復活していると判断できる。
個人的な気がかりは、やはりLiSAだねえ。
前作[愛錠]に立て続けに発表された[マコトシヤカ]
初日にて、現在5位。
LiSAの[ソードアート・オンライン]関連楽曲が
初日であっという間に1位をかっさらたことを考えると
非常に鈍い動き。
ドラゴンズの応援歌。
出身が岐阜ということもあり、うってつけ。
この楽曲も10月発表のアルバム収録が決まっている。
先週発売の[愛錠]がすでにトップ10から落ちており、
[紅蓮華]もいよいよ息切れしてきている。
完全な逆境を凌ぐことができるのか。
おっと、見落とすところだ。
今週でこれ以上に面白いランクインはないな。
お久しぶりです。電気グルーヴさん。
ピエール瀧に執行猶予がついたことで
結審から1年にてようやく復活ですね。
結果、ソニーから契約解除となったが、
自主レーベルの立ち上げにて、ほんとうの意味で
[自由に電機グルーヴを表現できる]
転んでもただでは起きぬ
攻めの音楽を期待します。