障害特性上、肌の感触に敏感な部分があります。
マスクを日常的につけられないことは
職場で辛いこととしてのしかかります。
会話を要する時はマスクをしています。
もし、マスクを持っていないとき
とっさに話しかけられたのであれば
ハンドタオルで口を覆い、飛沫を防ぐよう努めています。
それでも、思いがけないところで
[無意識]にマスクをしていないこともあります。
この時、後から非常に重たいものを感じるのです。
[話した相手は大いに不審を抱いたのではないか]
マスクをしないで話すなんてとんでもない。
人間として間違った行為だ、それが今の日本です。
おそらく、うちの職場とて例外ではないでしょう。
普段は気をつけて
[報告時にはマスクをする]
[自席以外で仕事をする場合はハンドタオルを使う]
これらの行動も
[とっさにマスクをしなかった1回]で
全ての信用が失われるのではないか。
と、非常にピリピリしてきます。
時に[針のむしろ]にいる気分を味わうのです。
それだけに、なるべく職場では口を利きたくありません。
利けば僕の立場は危うくなり、居づらくなるのですから。
それでも、話をしなければならない時があり、
とっさに飛沫を押さえる反応ができない時がある。
そもそも、僕がマスクをしていない時点で
[僕に対して不快を感じている人がいる]
捨てきれない考えです。
今の職場は良いところです。快く仕事ができます。
しかし、いまの[コロナ狂想曲]が影を落とします。
世の中には[コロナの影響]で
仕事を失う人があまたいます。
僕は仕事を続けていられるだけ良いと言えます。
そして、マスクをしないことを理由に解雇されるのも
[コロナの影響で仕事を失う]ことですので、
多くの人の憂き目と同じことですので
ある意味、仕方がないと言えるでしょう。
僕が障害を持っていることが
運が悪かったというだけの話なのです。
昨日は、自席を離れ、印刷機の前に出突っ張りでした。
大量の印刷物の用意が必要です。
両面に上手く焼き付けるために、
重なった紙を整えせっとして、焼き上がったらしまう。
自席に戻るような余裕がありませんでした。
印刷機は共有です。他の職員も扱います。
そのたびに[割り込んでくださいね]と口にするのです。
この際は[ハンドタオル]で口を覆い、
印刷しに来た職員に飛沫がかからないように気をつけます。
それでも、行っている作業の内容によって
[ハンドタオルで覆えずに言葉を発する]こともありました。
一挙手一投足をみられています。
このことが[大きな不信=気をつける気がないのでは]を
呼ぶように思えるのです。
僕も好きで
[マスクをできないほどの顔が過敏]
であるわけではありません。
雇用も[障害者雇用]です。
考慮をしてもらえそうなものですが、
[コロナは命に関わる]とおもえば
障害を持っていようがいまいが
コロナにかかりやすくなるという危害を
与えているのに変わりはない。
普段を気をつけていようがいまいが
[マスクを普段つけていない現実]に
かわりはないのです。
そう言われてしまうと
[なにのための障害者雇用なんだよ]
と、言いたくなるのですが、
如何せん場面が特殊です。
形振りかまっていられないのかもしれないです。
直属の上司に確認して置く必要があります。
僕の今置かれている立場がいかなるものなのか。
今日、出勤時に訊いてみよう。
そうするしかないのです。