名曲紹介[Hitoさん名曲選#74 powered By Hito] | 棚卸し

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そして、心から嘲笑えばよいでしょう。


今回も先程と同様に、

同じミュージシャンの楽曲が並んで紹介されています。

順番を変えてお送りいたします。

 

Shoko Peppa feat. AH HUH - N.O.C.J.Y

 

一般音楽業界でも

1990年代終わりから2000年代前半にかけて

[かなり入り込んだR&Bを歌う歌手]が出ていました。

宇多田ヒカルやMISIAなどの登場

にわかに湧き上がったR&B熱ですが、

なかなかコアなR&Bに傾倒した楽曲は

減っているように感じます。

そのなか、ここで歌われているリズムには

かつて、メジャーシーンにあった

本格的なR&Bの流れを強く感じます。

音楽業界で一度引いた波ではありますが、

ここで、改めて考える機会にもなります。

 

 

Shoko Peppa - Color

 

こちらは、

先程よりも音の組まれ方が凝っています。

歌唱部分のシンプルな作りと

そこに音を追加している部分。

[主に歌唱以外やコーラス]

作品の面白さを深める効果を持ちます。

R&Bはリズム中心の音楽です。

そのため、ポップスのような

わかりやすいメロや歌唱とはいかず、

わかりづらさがつきまといます。

日本人はメロ中心の音楽を聞きすぎています。

これだけの能力のある歌手が前に出られない。

なかなか、厳しいですよね。

優河 - めぐる

 

さきほどのかなりコアなR&B音楽に続いては

歌唱で世界を作るポップスの世界です。

送り出す側も、作り出す側も

ポップスジャンルでの世界の作り方が上手い人は

本当に多いです。

R&Bは世界があっても、メロメインの曲よりも

なかなか感じづらい所があります。

そういった対比が、この曲によってなされています。

世界の普遍を歌った規模の大きな曲です。

アコースティック調の温かみを感じさせる、

少なめの音を用いたわかりやすさで語っていく。

もの思いにふける際に、耳にしておくと

頭の中に作られる世界が広がり、

より深い物事への理解が出来ることでしょう。

 

さて。

第2セクションでは、

[R&B]と[ポップス]の違いよく見えました。

個人的に言うならば、

やはりR&Bを味わい切るには、能力が足りません。

もっともっと魅力はあるのでしょう。

ただ、受け取る側に地盤がないために、

より良い部分を紹介しきれないですね。

表現力と感受性が足りない。

いままでの生活の仕方や在り方が

よく見えてくるように思えてきます。

 

僕もR&Bを聴いてこなかった人でした。

情報はよく集めていましたが、

やはり[センスに合わない]と避けていたように思います。

2000年代のR&B歌手の盛り上がった時代。

そのときに、じっくりいくつもの歌手を聴いていたなら

今回の作品の感じ方も違ったでしょう。

惜しいことです。