大切なことを伝えるのに多くの言葉はいらない。
一般のポップスの歌詞は限られています。
その短い言葉の中で
確実に思いを伝えなければなりません。
ならば、文頭に書いた真髄を
極めるための努力が必要です。
それは、歌詞だけでなく
普通に言葉にすることでも同じです。
これを読んで思い出したフレーズがあります。
Mr.Childrenの超ヒットの一つ[HANABI]です。
[笑っていても、泣いて過ごしても等しく時は流れる]
九州を襲った豪雨。
すべてを失った人たちがいて、
避難所で窮屈かつコロナに怯える日々を過ごしている。
コロナの影響で仕事を失った
[非正規での就労を余儀なくされた人たち]
僕の理解を遥かに超えた地獄を見ている人たち。
そういう人たちに[笑って生きていく]ことを勧めることが
どれだけ残酷で、無理難題なのか。
無責任かつ、無理解な人間ですらあるように感じます。
しかし。
[笑っていても、泣いて過ごしても等しく時は流れる]
もまた真実だと僕は思っています。
体が苦痛を味わい続けている。心もおかしくなっている。
その中でも[心に明かりを灯す]ことで
新しい考えが生まれ、生きる道が切り開かれる。
気持ちをしっかり持って、明るくすることで
頭が働くようになっているのです。
これは、根性論ではなく[脳科学]での証明があります。
だから。
もし、何をしても生きていくのであるなら、
[おもいっきり笑って生きていく]を
わずかでも、取り入れてほしい。
そう願ってやまないのです。
いま、困難と戦っている人たちに
僕ができることがあるとすれば
[お金を出す]ことくらいなものです。
他に何もできないことが現実であり、
もどかしく思うばかりです。
僕が知り得ようもない地獄。
自分ではどうしようもないことが大半でしょう。
ならば、外側、他力を頼るしかありません。
その他力すら、できることは限られており、
根本の解決には至らないでしょう。
それでも、
[おもいっきり笑って生きていく]ために
僕にできることを[出来る範囲]でやりたいです。
それが、僕自身においても
[おもいっきり笑って生きていく]に繋がり、
僕もまた、前を向いていられると信じています。
無理に生きろとはいいません。
[この世界はクソだから、いるだけ意味がない]が
僕の基本的な考え方です。
なので[苦難のあまり、死を選んでしまう]こともまた
至極まっとうな選択だと思います。
ですが。
この世界、[生きていたい]と思う人が大半でしょう。
ならば、[生きること]を望む人たちが
[おもいっきり笑って生きてい]けることに
越したことはないのです。
ヒロくんが書いていることと
方向が違う話をしました。
彼の考えに加えておきたいと思ったことです。
綺麗事かもしれませんが、
これが、世界の[真理]であると信じて。