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これは[記念日]ではなく
[戒めのために忘れてはならない日]の間違いでは。
第一次世界大戦開戦日[1914年7月28日]であり、
4年以降も続いた、ヨーロッパを中心とした戦争です。
当時の日本は、イギリスの同盟国として参戦。
戦勝国となり、
世界最強クラスの軍事力を示します。
敗戦国となったドイツは異常な賠償金のため
紙幣を大量に発行しました。
そのため[ハイパーインフレ]が起きました。
物価が1ヶ月で数十倍になるのは当たり前だったようです。
バックいっぱいの紙幣を手に、
わずかなパンを買いに行く風刺画が有名です。
当時、あまりのハイパーインフレに
[100兆マルク紙幣]が発行されるくらいでした。
物価は384億倍にも達したようです。
この画像が、当時の紙くずになった貨幣を積み上げて
遊ぶこどもたちの様子。
これが、当時のドイツの現実でした。
このインフレについての皮肉があります。
貯金をしていた人よりも、ただの酒飲みのほうが
このときは、いわゆる[貨幣を得られた]
なぜか。
酒飲みが飲み終わったビール瓶が
物価の上昇に比例して、値が上がったから。
物を持っていたほうが圧倒的に強かったのです。
いまは、インフレはそこまで起きていませんが、
[物を持つ強さ]を知っている人が多くなったのでしょう。
[純金の価格が高騰しています]
ほんの2年あまりで1.5倍に跳ね上がっています。
大金持ちが買ってがめているため、
市場に金が回らなくなっているからでしょう。
ドイツでは
この敗戦のアオリを受けた民衆の中に
大きな不満がうずまきました。
そこをついたのが[ナチス党]です。
[ナチス党]は民主主義に則った選挙により躍進。
第1党になった後の横暴・独裁は
第2次世界大戦の開戦は世界中に知られています。
[ナチス党]が独裁を行い始めるに利用したのが
ワイマール憲法に記されていた[緊急事態条項]
この条項を利用して、アドルフ・ヒトラーは
独裁者として、強力な権利を行使します。
首相の一存で法律を
好き勝手にいじることができるようになります。
税金を急激に上げたり、社会保障をなくしたり。
国民を[生かさず殺さず]と
締め上げることなどいとも簡単にできるのです。
そして。
反抗しようものなら、[殺しても良い]という
法律も作れることも言っておかねばなりませんね。
その[緊急事態条項]が
安倍自民党の憲法草案に
盛り込まれています。
安倍自民党が
[ナチスドイツ]と同じことをしようとしている
と疑われても、何も言い訳できない条項です。
気をつけてください。
憲法改正に賛成しようものなら、
日本は
[第2次世界大戦を起こしたナチス党の独裁]
と同じになる可能性がある危険を。
[新型コロナウイルス]に殺されるよりも
[安倍自民党の独裁]によって殺される可能性が
十二分にあることを忘れてはいけません。
戦争の悲惨を省みる日として、
今日は考えを巡らせてはいかがでしょう。
そして、安倍自民党の危険性も。
では、また。