数多くのロックミュージシャンが影響を受け、
いまでも敬意を集め続けるバンド[ナンバーガール]
メジャーでの楽曲発表期間はわずか3年。
シングル7タイトル、アルバム4タイトルと数少ない。
それでも、以降の音楽業界への影響力は強く、
いまでも音楽ファンの中では語りぐさになっています。
さらに、昨年17年の時を経て再結成。
どれだけの人が歓喜したか、計り知れません。
に出演したことには本当に驚かされました。
テレビで姿を見ることが想像できなかったので
[完全に、テレビ嫌いな人達というイメージ]
テレビで演奏聴けたことは感動モノでした。
※大抵の一般人には
[ただのマニアックなバンド]でしかなく
その意味も価値もわからなかったとは思いますが。
[ナンバーガール]で初めて聴いた曲に
[なんなんだ。この曲は!]と
僕の理解を超えた何かが突き抜けていきました。
DISTRUCTION BABY[1999]
オリコン最高位50位。
今から考えると、セールス面から考えれば
こんなマニアックな曲をよく耳にする機会があったな、
と、どこでどうして聴いたのか、全く想像がつきません。
ただ、この曲を聴けたことについては
本当にとても良かったと思いますね。
説明不能なんですよ。理解を超えてるんですから。
こればかりは聴いて、じっくり感じてもらうしかないですね。
ライブでの演奏はさらに強烈ですよ。
この曲に衝撃を受けた僕は過去作を探しました。
SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT
迫力のある曲が目白押し。
しかも、演奏時間が35分と非常に短い。
すぐ終わり、すぐ聴きたくなる。
本当に中毒性の高い作品になっていました。
[これが今のロックシーンを変えたバンドの作品だ]と
強い確信を持って言えます。
記憶の中にある鮮明なイメージから繰り出される言葉です。
以降のシングル1曲1曲。
アルバム1作品1作品の持つ強さは聴いてもらうしかないです。
URBAN GUITAR SAYONARA[2000]
この楽曲を収録した究極のロックアルバム[SAPPUKEI]
前作の中毒性に破壊力がより付け加わり、
リスナーに常に襲いかかってきます。
1曲1曲に食い込まれていくイメージが湧き、
どんどん詰め寄られてくるのです。
ここまで脅迫と暴力性のある作品に
出会ったことがありませんでした。
いやあ、すごい。すごい。
鉄風鋭くなって[2000]
より激しさと鋭さが増したのを感じて頂けるでしょうか。
聴いていると耳の中が切られていくように感じるのです。
前作に感じたい言いしれぬものが何なのか。
これまでの作品を聴くことで、少しずつ解けていくように感じます。
発表される作品ごとに少しずつ説明されていく感覚。
これまで[ナンバーガール]に圧倒されっぱなしです。
そして、[ナンバーガール]はまだまだこれからです。
次回作と解散後の発表作品がまた語るところなのです。
まずはここまでで。よろしくです。