こんばんは!
J-POPとアニメソング語りの専門家:きづたかやすです!
今日は「陰陽座」というバンドを見ていく。
「妖怪ヘヴィーメタル」を標榜し、
独特の和の世界観と
重厚で激アツな音を聞かせてくれる。
本格的なヘヴィーメタルを
これでもか、と聴かせてくれる。
日本ではなかなか馴染みの薄い
「ヘヴィーメタル」
ヨーロッパ、特に北欧の出身バンドが
世界を席巻しているイメージがある。
海外では、割とメジャーなジャンルとして
愛好家も多い。
日本でヘヴィーメタルというと
やはりこのバンドとなるか。
聖飢魔II - 蝋人形の館
[当時の映像。画質が悪いが、ネタとして見るにはちょうどよい]
ブレイク当初はメディアによく登場し
特異な出で立ちやデーモン小暮のキャラもあって
お笑いの方向での扱いにもなっていた。
ただ、それも自分たちの音楽を認知のため。
あえて道化となって、着実に知名度を上げ、
本格派バンドとしての能力も認められていく。
聖飢魔IIが日本で「ヘヴィーメタル」の印象を
作っている感がある。となると、
どこか色物と考えられることも多そう。
聖飢魔IIは1999年に解散して
実質上、表立った活動を停止した。
(21世紀になって、定期的に再集結して
新譜を発表、ライブ活動も行っているが
聖飢魔IIとしての芽だったメディア露出はない)
そんな日本ではある。
ただ、本当のヘヴィーメタルとしての
「陰陽座」の活躍は眼を見張る物がある。
そして、音楽の評価も十二分にある。
この陰陽座が大衆にインパクトを与えたのが
次の一曲だ。
甲賀忍法帖(2005)
バジリスク~甲賀忍法帖~ TV-OP
忍者の抗争と、その中の人間関係を
見事に描く作品「バジリスク」
陰陽座の世界観にばっちりハマる。
「妖怪ヘヴィーメタル」を謳うだけある
妖艶なメロディとヴォーカル黒猫の
美しくも心のある声もまた強く焼き付く。
これらをまとめ上げるヘヴィーサウンドが
陰陽座を陰陽座たらしめる。
陰陽座の魅力は多岐にあたるが
この曲がわかりやすく「陰陽座の音楽」を
教えてくれているかのよう。
まずは、アニメファンに伝わる。
ここからの話を聞きつけて、ロックファンが
惹きつけられている。
一躍、音楽ファンの認めることとなり、
確固たる人気を得ることができた。
さて。チャートアクション的な話をすると、
「甲賀忍法帖」以後でガラリと変わっている。
この曲は初動記録でトップ30周辺と
これまでの陰陽座とさして違いはない。
しかしこの曲は、
これまでとは比べ物にならないほどの
ロングヒットを遂げ、陰陽座の名前を叫び続けた。
次のシングル「黒衣の天女」では
初動記録で14位になる。
初のトップ20入りを果たし、
以後のシングルでも
ほぼトップ20を守っている。
「甲賀忍法帖」での躍進
と
以後の作品での人気の保持。
もう「甲賀忍法帖」から14年程度経つというのに、
人気、作品の質が全く衰えない。
あまりに稀有な存在であり、
唯一無二と言って間違いない。
今日は「陰陽座」を見てきた。
音楽ファイルの編集をし次第、
他のミュージシャンについてどんどん触れていきたい。
ではでは!
そうそう。
陰陽座のMVを集めたリンクを貼っておくことに。
気になる人はチェックしてね。
↓
甲賀忍法帖
250円
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陰陽珠玉
2,967円
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龍凰珠玉
2,967円
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蝋人形の館
250円
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蝋人形の館’99
250円
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