階段から落下しました
１０段くらいあったように思います
落ちていく最中コンクリートの壁に頭を打ちつけ
まず頭を打ちつけたことで力が分散され
身体全体への衝撃をある程度抑えれたようです
重いテナーの楽器を背負っていましたので
もう抗うことなく重力に任せて
後ろ向きにそのまま落下しました
ドド〜ン
倒れ落ち切った姿は
凄い状態になっていました
あたった衝撃で
ガンガンと頭が割れそうなほどの痛み
あまりの痛さで意識全てが身体感覚へ向かい
「今この瞬間」にフォーカス
無意識で〝祈り〟はじめていました
今思えば、きっと
激痛で左脳思考が止まり
右脳優位となって
勝手に〝祈り〟出したのだと思います
何故ならもう一人の自分が
僕の〝祈り〟の行動に驚いてたのですから
〝祈り〟は日頃からつながっている
ありとあらゆる神様や天使達に
向けて唱え続けられました
天使ミカエル、ラファエルといった四大天使に始まり
イエス、ブッダ、釈迦など僕のオールスター達に♬
すると
「あれ～⁉️」
５分もしないうちに痛みが治まってきました
有り難うサポーターの皆さん
痛みが治まると左脳も動き出し
そこで初めて気付きました
「あっ血だ…」
生温かいものが頭から顔にかけてつたっていました
「この状態だと病院に行かないといけないな」
冷静な自分がいました
持ち回り制の夜間救急病院へ向かいました
ルームミラーで血を流している自分を見て
「プロレスラーじゃん
」
リング上のプロレスラーはしょっちゅう血を流しています
彼らが〝何針縫った〟とか言ってるのを思い出し
「俺もレスラーだし～大丈夫じゃん」
そんな気分になって病院に向かっていました
寒さ防止の為にニット帽を被っていたのも幸いでした
「うわぁ～バックリいってるわ」
その夜当番だった脳外科病院担当医のひと言
僕の脳梗塞主治医も超面白いけど、この先生にも似たものを感じました
結構ファンキーな方でした
脳外の先生って、皆んなこんな感じなのかな
気さくでオープンハートな人柄に信頼を感じました
「ちょっとチクチクするよ～」
バン
バンバンバン
ホッチキスのような医療器具で傷口が塞がれていきます
「痛い
痛い 痛い 痛～い」
自称プロレスラーは痛みに弱く、診察室で叫んでいました
念の為CTも撮ってもらいました
「スキャンで見る限り大丈夫だ
後遺症はない安心してくれ」
縫われた時は激しく痛かったけど
術後の痛みや疼きは幸いありませんでした
住まいへ戻り落ち着いて振り返ってみました
この一連の出来事が単なる事故に思えなかったからです
「僕をあえて出血させたな
」
そう思えてきました
というのも
血を流しながら病院へ向かっている最中、何故だか
付きものが取れたようなスッキリ感を感じていましたし
術後は痛みもなく、気分ルンルンで帰る自分がいたのです
身体も心もとても楽になっていたのです
「何なのコレ
」
さらに不思議だったのは
脳梗塞の薬クロピドグレルを僕は服用しているのですが
この薬は脳の血管が詰まらないようにするためのお薬で
「血が止まりにくくなるからとにかく出血に気をつけて…大変なことになるから」
と主治医から口酸っぱく言われていました
それなのに今回病院へ着く頃にはほとんど出血が治まっていたこと
加えて、その夜はとてもよく眠れた事です
実は東京サーキットでは
めちゃめちゃよく眠れていたのに
札幌へ戻ってから何故か眠りが浅くなってしまい
ここ１週間しっかり睡眠できていない状態が
ずーっと続いていたのです
それが怪我のおかげで一転、快眠を得れたわけです
また凄く嬉しかったことに
頭が割れそうなくらいの痛さがありながらも
この現象に対して一切ネガティブ意識を感じなかったことです
『僕の人生に間違いはない
だからこの現象はその先の
最高最善最適へ向けての
１つの現れなんだ』
そう１００％思えたことです
「大難が小難に引き起こされたんだな…」とも思えました
〝物は考えよう〟じゃないですが
「いい体験をさせてもらった」今は心からそう思っています
＜おまけ＞
傷口の画像もあるにはあるのですが少々生々しいので
皆さんにはリラックスできる画像を代わりにご用意しました♬
