民主主義社会では、自由で活発な議論が重要だといわれていますよね![]()
でも、何を言っても良いというわけではありません![]()
そこで、今回は”誹謗中傷”と”批判”の違いについて、考えてみましょう
”誹謗中傷”とは、根拠のない悪口を言って、他人を傷つけることを意味します![]()
これに対して、”批判”とは、物事の可否に検討を加え、評価や判定を加えることです![]()
そうすると、”誹謗中傷”と”批判”は、目的と対象によって、
区別するのが合理的だと考えられます![]()
すなわち、誹謗中傷は、相手を傷つけたり、名誉を毀損したりすることを目的として、
人格・外見・性格などを対象に、侮辱的な言葉や悪口で相手を傷つける行為です![]()
他方、批判は、自分の意見や評価を述べることを目的として、
相手の発言・行動・作品などを対象に、意見・指摘・評価をする行為です![]()
・具体例
”誹謗中傷”の例としては『Aはブスで、性格も最悪であり、生きている価値がない』
”批判”の例としては『国会議員Xの発言は、社会通念に照らして不適切で、反省すべきだ』
というようなものが、考えられます
ただ、”誹謗中傷”と”批判”の区別は、微妙で曖昧なので、注意が必要です![]()
表現の仕方や受け取り方によっては、解釈が変わるおそれがあるといえるでしょう![]()
特に、ネット社会では発言や行動が切り取られ、発言者の真意に反するかたちで
拡散することも少なくありません![]()
くれぐれも注意する必要が高いといえるでしょう![]()
ただ、最初にも述べたように、民主主義社会において自由で活発な議論は、
不可欠な前提をなすものなので、閉塞感が蔓延しないようにすることも大切です![]()