時々、テレビで芸人さんが、「しこたま飲んだ後のシメのラーメンは、
体に悪いとわかっていても、やめられないんだよなぁ![]()
俺って、確信犯なんだよ。」なんて、言っていますよね。
でも、これは俗な言い方で、ホントは違うんですよ![]()
確信犯というのは、信仰や信念に基づき、自己の行為が正しいと信じて行われる
犯罪のことを意味します。
それでは、犯罪の成立に自己の行為が違法(悪い)と認識することは、
必要なのでしょうか![]()
この点について、違法だという認識がないと非難できないので、
必要とする学説もあります。
しかしそうすると、たとえば”オレオレ詐欺をするような悪い奴は許せない”から、
天罰だと考えて、詐欺の犯人を殺してしまったような場合、
この人を処罰できないことにもなりかねません。
そこで、判例は”法の不知は害する”ということで、違法性の意識は不要としています。
「自分は正しいことをしたんだ!」というような
”身勝手な言いわけで処罰されない”ことを防ぐ観点からも、
裁判所の見解は妥当でしょう![]()