ふと時間ができたとき、購入前の本を持ち込める書店のカフェで読書をしております
今回は毎年出版されている池上彰さんの
「池上彰の世界情勢2024」を読みました📕
長きに渡りジャーナリストとして活躍されている池上彰さんの考えを知りたくて
2024アメリカ大統領選挙について
リベラルな考えを持つ民主党VS保守的な考えを持つ共和党
LGBTQなどのマイノリティへの差別に反対したり、移民に寛容な考えを持つ民主党
白人の低所得労働者を中心に自分たちの立場を脅かされるのを懸念する共和党
(勿論移民も反対)
この2つの党の対立が深刻化しているアメリカ。
この超大国アメリカの政治が機能不全に陥り国力が弱まるようなことがあれば、中国やロシアなどの権威主義国家勢いづくのは必至。
具体的は、ウクライナと台湾について大きく動くかもしれない。
これら日本の安全保障にも大きな影響を及ぼすだろう。
アメリカの銃規制が進まない理由
かつてイギリスの植民地だったアメリカは、独立戦争を経て国家として独立を果たした。
独立戦争時にアメリカにきちんとした軍隊はなかった。そのため多くのアメリカ国民は銃を持つことを「独立の象徴」として捉えている。憲法にも「人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」と記されている。
そのためいくら犠牲者が出ようと、なかなか国民の考えを変えるのは困難な状況であるとのこと。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対して、国連は何をしているのか
国際連合(国連)はそもそも第二次世界大戦後、国際平和と安全の維持や国際協力の実現を目的として発足した組織。被害を受けた国が国連に訴えれば安全保障理事会(安保理)が緊急会合を開き、戦争をやめよと決議できる。
但し常任理事国と呼ばれる5つの連合国には拒否権が与えられているため、ロシアが反対した為、決議案は採択されなかった。
↑ロシアだけじゃなく中国もいますからね
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから世界各国で物価高騰となり苦しい状況が続いている。主要国が足並みを揃えて我慢し続けられるかにかかっている。ロシアは自国民が貧しくなろうがお構なしの国。でもロシア全国民が悲鳴をあげればプーチンだってどうにもできなくなる。だからロシアへの経済制裁を続けるべし。
オリンピックもロシアの選手は絶対出てほしくないですね!
あと、戦争が長引けばロシアの東欧での影響力は薄れ、国際的な存在感もなくなるだろう。実際昨年北朝鮮の金正恩がロシアを訪問した際、これまでとは異なり手厚くもてなしたそう。これは国際社会で居場所を急速に失いつつあるロシアの焦りや孤立感の表れといえる。
なぜ円安になったのか
日本銀行は金利を限りなくゼロ近くに誘導する金融緩和政策をとっている。金利がほぼゼロであれば、企業が銀行からお金を借りやすくなる。その借りたお金で設備投資をしたり社員新たに雇ったりすれば、景気がよくなるだろうと考えて始めたこと。
一方アメリカは新型コロナとロシアの軍事侵攻により、激しい物価高(インフレ)に陥った。これを抑制するため、中央銀行が金利を高くして企業が銀行からお金を借りにくくし、景気が加熱しないようにした。結果として日本にお金を預けても利子はほとんどつかないが、アメリカでは5%以上の利子がつく。円をドルに変えてアメリカの銀行に預けようとする人が増え、ドルの人気が高まるのと対照的に円の人気は急落しているため、円安が進んでいる。日銀の金融緩和政策がどのようになるかが鍵とのこと。
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