​はっきり言って茶番

緊急事態宣言なるものが明けて、ひと月ほど。

武漢肺炎の感染者も
「さざなみ」どころか、
「絶滅危惧種」になりつつあるレベル。

海外では
再び感染が拡大し始めて…と、
マスコミの皆さんは
嬉しそうに語っているが、
第六波と呼ばれるものは本当に来るのだろうか?

個人的には
「オリンピック
・パラリンピック後にくる感染爆発」
とやらをずーっと待っているのだが(笑)

ちなみに政府は
「全国民の7割がワクチンを射ったら
元に戻す」と言っていたのに、
8割が接種している状態になっても
全くその気配がないどころか、

ゴールポストを動かそうとしているように見える。

そして国民には
「ワクチン3回目を射て」と言い出した。

国民は怒っていいレベルだと思うが、
こんなに街中で
従順にマスクをしている国民性だとどもならんか。

「ワクチン射ってもマスクしろ」
と言われる無茶苦茶な状態なら、
そりゃ競馬場にだって、
いつまで経っても普通に入れることはないと思う。

それどころか、
もはや入れる気無いだろ、と思うレベル。

一応、去年よりは
入れる人数も増えているし、
「1組2名まで」許されるようになった。

つまり友人、親子、恋人などの
組み合わせでも
入場できるようになった訳で、
かろうじて、
ビギナーを受け入れる競馬文化が維持されている。

けれど、江戸川さんの印象としては
「無制限入場させる気」もなければ、
「感染症対策をする気」も無いだろと思っている。

それはなぜかと言うと
「1組1名」で競馬場に入る場合、
入場料を事前に
クレジットカード決済した上で、
受付で身分証を見せることになっている。

まぁこの流れはわかる。

もしも感染症関連で何かあった場合、
連絡を取るために
「どこの誰か」がわかる必要があるからだ。

ただこれが「1組2名」になると、
若干流れが変わってくる。

「1組2名」の代表者が
2名分の入場料を事前に
クレジットカード決済した上で、
受付で身分証を見せる流れ。

ただ、
このときに身分証を見せるのは、
「1組2名の代表者だけ」でOK。

もうひとりの付添人(?)は
身分証の提示は不要で、紙だけ渡される。

で、その紙に連絡先と名前を
記入する形式になっていて、
入場直後に入口付近にある
(選挙で使うような)箱に入れるだけ。

もうこれで
「入ってしまえばコッチのもの」状態になる。

これで「感染症対策をやってます」
と言えるのだろうか?

悪意ある人間が
嘘の名前や連絡先を記入し、
その人物と一緒に入場した人が
「そんな人知らない」
と言ったらどうするのか?

あまりにも性善説に立ちすぎていないか?

もちろん
江戸川さんのスタンスとしては、
オープンエアーで換気は抜群、
広いので密になりにくい上に、
30分程度に1回、
直線でしか観客が叫ばない競馬場で、
「どこにクラスターになる
要素があるのか」
と、思っている立場だけれど、
感染症対策と呼ばれるものが、
JRAだけでなく、
社会的にあまりにも茶番すぎて呆れてきている。

しかも昼休みには、
全体の半分程度しか開いていない
飲食店に観客が殺到。

「密にならないで」
「並んで」
「時間をずらして」という案内を
場内アナウンスを使ってやっている。

もうこれも個人的には
「なんだかなぁ~」ってレベルの話。

最初から
フルスペックで開催いていれば、
撤退する飲食店もなかったろうに…。

競馬会も世間も茶番だらけである。