10月30日に滋賀県のJA直売所に玄米(30キロ)買いに行ってきました。全ての田んぼで稲の収穫は終わってますが、湖南市のJA直売所は1家族1袋だけと数量制限掛かってました(精米済みの5キロ・10キロは数量制限なし、だが例年に比べると積み上げてある品種も在庫も少ない)。
ダメ元で隣の甲賀市のJA直売所に行って見たんですが、こちらは丁度お米の特売日だったのでお願いしたら何とか玄米(30キロ)3袋売ってもらえました。京都市内のスーパーマーケットでは新米が並んでいますが、この様子だと来年の夏もお米(精米済みの白米)は高値のまま品薄になる予感がしますね。
今年はブラジルのコーヒー豆の不作やオレンジ果汁の生産減少、アフリカ産カカオ豆の不作が日本でもニュースになっていますが、その他の作物も当然不作な訳ですよ。日本はブラジルから大豆・トウモロコシ・サトウキビ(砂糖と粗製アルコール)・鶏肉を輸入していますが食料品の値段がこれからもじわじわと上がってくると思います。
アフリカ中部域とアマゾンは森林伐採&焼き畑のやりすぎで人工衛星の写真で見て判るほど地形変わってますからね。気候変動の原因になってる可能性は十分にありますね。ブラジル含めた中南米が干ばつ気味なんでパナマ運河なんか降水量が減りすぎて船の通行に制限掛かってますよね。そして先週はイタリアで洪水、今週はスペインで洪水。
100年ちょっと前にハーバー・ボッシュ法という空気と水と電気があれば窒素肥料が大量生産できる技術が発明されて穀物の大量生産が可能になりました。現代人はもれなくその恩恵に与かっていますが干ばつや水害への対処には限度があります。神之公園さんもブログで書いておられますがDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)では食料問題は解決できないんですよね。