今年も京都市東山区にある青蓮院門跡の飛び地境内となる青龍殿にお参りに行ってきました。毎年この時期に参拝していますが2014年の落慶法要から数えて今年は丁度10年目となりました。

 

将軍塚までやってきました。大日堂の受付で拝観料をお支払いするのですが、今日はイベントがあるので無料です。但し旧体育館部分と将軍塚、東側の展望台には立ち入りできません。毎年じゃないけど10月4日は何回かイベント開催に当たって無料の時がありました。因みに2023年4月から拝観料が大人500円から600円に値上がりしています。

 

イベントの為に旧体育館の部分は入れないのでお参りはこちらから入ります。中は撮影禁止なので写真はありません。般若心経秘鍵要文、般若心経、不動いのり経、御真言を小声で唱えさせていただきました。天台宗では仏説聖不動経を唱える場合が多い様なのですが実は私は唱えられません。お世話になっていたオダイさんが何時も不動いのり経を唱えておられたので私も不動いのり経を聞いている内に暗記しました(耳コピ)。

 

イベント関連の来場者だと思うけど授与品見てもお不動さんに一礼すらしない人がいました。せっかく霊験あらたかな神仏がお祀りされている場所に来たのなら挨拶ぐらいしとけばいいのにと思いましたが大きなお世話ですね。だけど縁も所縁もない人よりも縁の深い人の方が優先されやすいんですよね。砂澤たまゑさんと当時弟子であった神之公園さんが「神様のえこひいき」について昔論議したそうですが私個人の意見としては「あります」と答えます。

 

舞台にはイベント用のライトが設置されていました。10年前はこの場所で井形を組んで「柴灯護摩(さいとうごま)」が焚かれました。当時は白木色だった床も今は風雨にさらされて色あせてきました。