どの神仏に唱えても良い「術事の神名」を天から授かった浅見宗平さん(故人)。著書「ソロンの予言書Ⅰ」の中に1960年から人口が増えて60年後の2020年から人口が減りだすと書いておられます(人間が減って動物が増える)。

 

これは過去生で人間だったことがある動物がもう一回人間として生まれ変わって、次の生まれ変わりにも人間となるか動物に戻るかという「最後の審判」であると書いておられます(最後の審判と言う言葉を使っておられますが一神教の最後の審判とはちょっと概念が違います)。

 

この本は1994年発刊です。2024年の現時点から見て人口推移のグラフを見ると1950年頃から上昇カーブが急に上に向いて1960年代から億単位で人口が増え続けています。浅見宗平さんによると神理の物差しで120年周期だそうですが人口が減る理由が書かれていないのがちょっと気になります。因みにお釈迦様は「たとえ人類が絶滅しても無明と渇愛を絶たねば(輪廻から解脱しないと)何時の日かまた生まれる」と述べておられます。チキュウトハカギラナイノカモ・・・。

 

現時点で第五次中東戦争の兆しがあるのと気候変動で飢饉の可能性が高まっているのが気がかりです。干ばつでオレンジジュースの品薄、コーヒー豆やカカオの不作がニュースで報道されていますが米、麦、大豆、トウモロコシなどの穀物が2年以上連続で不作になると外貨の乏しい貧乏な国では餓死者が出ると思います。ブラジルはオレンジ果汁やコーヒー豆以外にも大豆・トウモロコシ・サトウキビ(から作られた砂糖や粗製エタノール)・鶏肉を海外に輸出しているのでそれらを輸入している日本も無関係ではありません。

 

と、ここで話を切り替えますが数年前からやたら「墓じまい」と言う言葉を見かけます。死後の追善供養を霊界は認めていますが「先祖供養が(諸般の事情で)出来なくなった」と「先祖供養を自ら放棄した」は全く違います。遠方の為にどうしてもお参りに行けない場合に永代供養に切り替えるのはやむを得ないと思いますが、墓石を処分して菩提寺から離檀して先祖供養を完全に放棄するのはお勧めしません。

 

以前にもブログで書きましたが故人に対する供養は「七分獲一(しちぶんぎゃくいち)」と言って7分の1しか届きません。ただでさえ霊能者の共通意見で日本人の「過半数は悪所苦界(地獄・餓鬼・畜生)行き」なのです。「死後の境遇=滅罪生善の加点-罪穢れによる減点」です。墓じまいを行ってしまうと今まで続いてきた「子孫の先祖供養で霊位が上がる」と言う事は無くなると思います。結果的に六道輪廻のなかで次の転生先に人間と天は少なくなると予想されます。

 

現世の三次元の動物はペットと家畜以外は霊位を上げる事が非常に難しいのです。だから1960年以降に生まれた人たちの中には動物からもう一度人間として生まれ変わっている人が大勢いると思われます。私もその範囲に入っています(大部分の人が自分の前世が判らないのは神の恩寵です)。最後の審判があろうがなかろうが近い未来に死後の生まれ変わり先が固定されてしまう可能性が高いのかもしれません。