15日の午前中に本山寺さんに無事参拝出来たので、午後からは愛媛県西条市の石鎚神社さんへと向かいます。地図だと高速道路を使わずに一般道(国道11号)でも2時間足らずで到着できると思ったら予想以上に時間が掛かってしまいました。瀬戸内海沿いだから倉庫に鉄工所、製紙工場などがあるもんで大型トラックがめちゃくちゃ多く走っていました・・・。

 

そんなこんなで何とか到着。石鎚山そのものが霊山とされていてお社が4つに分かれているのですが今回は麓の「口之宮 本社」さんにお参りします。今回の旅行では流石に山頂までは時間的に無理です(汗)。本山寺さんの副住職もそうなんですが四国では石鎚修験の修行もされている僧侶も結構おられるようです。

 

駐車場は2か所ありましたが到着が午後3時を過ぎていたのでどちらもガラガラでした。

 

参道の途中に三倍神社さんとしてスサノオさんがお祀りされていました。別の場所で産土さんとして祀られていたけど過疎化で摂末社としてこちらに移転されたようですね。

 

三倍神社さんの隣に宗像三女神をお祀りするお社と池がありました。恋(鯉)ダンスは見られませんでしたが見ているタイミングで鯉が3回跳ねて(ジャンプして)いました。

 

手水舎の奥に滝がありましたが行場の様なので今回は写真は撮りませんでした。こちらは御神水です。自由に汲んで良いそうですが容器持ってきてないわ(´・ω・`)

 

本社 本殿です。高台にあって見晴らしの良い場所にあります。車のお祓いに来られている参拝者が居られて本殿で御祈祷を受けておられました。

 

賽銭箱の手前で御祭神にご挨拶を申し上げて祝詞を唱えていたら御祈禱が始まりまして、神職さんが祝詞(石鎚さんオリジナルっぽい感じ)を唱えるのと私が般若心経秘鍵要文を唱えるのが同じタイミングになったのですが途中で詰まってしまいメロメロで唱えられなくなりました。珍しく「ちょっと待って」とストップが掛かったようです。オリジナルっぽい祝詞が終わってから再度唱えると問題なく最後まで唱えられました~。今回は偶々御祈祷を拝見させてもらいましたが、こちらの神社の御祈祷の太鼓のリズムがめっちゃカッコいいですね。お祓いの御幣も金ぴかで修験道(神仏習合)の名残が見受けられました。

 

伝説では石鎚山の大天狗さんは役行者(えんのぎょうじゃ)さんの生まれ変わり(転生)とされているようですね。私も奈良県の大峰山に若い時に10数回連れて行ってもらったことがあるので少しだけ役行者さんとは縁があります。おみやげ(自家用)にマグカップを買いました。

 

一般人は死後に六道のいずれかに転生するとされていますが、行者の一部は天狗界に転生するようです(浅見宗平さんの著書にもその記述があります)。神之公園さんに言わせると天狗界は厳しい階級社会なので普通の人が目指すもんじゃないそうですよ。中国の道教だと不老不死を求めて修行の末に仙人(神仙界)を目指す道もあるようですがこちらも一般人向けではありませんね。

 

おみくじを引いてみました。私は吉で嫁は大吉でした。因みに嫁は昔ですが住吉大社さんで大凶を引いたことがありますよ。

 

今夜のお宿は琴平パークホテルで予約しているのですが、一般道で香川県まで戻っていては間に合わないので帰路は高速道路を使いました。