休みが取れたので5月15日~16日に掛けて一泊二日で香川県の本山寺さんへ(御開帳されている)善女龍王さんをお参りに行ってきました。

 

御供(お金)だけでも良いのですが飲食物も神仏へのお供えとして良い物なので今回も丸久小山園さんのお茶+お菓子の詰め合わせを購入して持参しました。丸久小山園さんは大手飲料メーカーと提携していないお茶屋さんなので京都以外の人には余り知名度が無いと思いますが品評会で毎年のように賞を取っておられた名門です(何時も賞を取るので審査員側に回られました)。私の嫁のお茶の師匠(裏千家)が丸久小山園さんの抹茶を好んで使っておられました。

 

はい、と言う事で今回も深夜のドライブで山陽道の瀬戸PAでちょっと仮眠を取ってから本山寺さんに到着です。
 

副住職さんに対応してもらってお参りさせて頂きました。国宝の本堂内は撮影禁止なので善女龍王さんの画像はありません(三豊市のHPか又は私のブログの過去記事に朝日グラフの写真を載せていますので参考にしてください)。

 

香川県は瀬戸内海式気候なので降水量が日本の他の地域と比較すると少なく、ため池の数がとても多い地域です。今でこそ電動ポンプで地下水のくみ上げも楽々ですが昔は日照りが続くと雨乞いが行われたのは各地に伝承で残っています。善女龍王さん以外にも四国では様々な形で雨乞いの伝統が残っているそうですよ。

 

当日は旧暦の4月8日でお釈迦様の誕生日と言う事で、甘茶をお釈迦様のお像に掛けてお参りさせて頂きました。綿で作られた白いモフモフの象さんが躍動感がありました。

 

今回の御供の返礼品として善女龍王さんを祀る鎮守堂の資料(非売品)を頂きました。昭和の鎮守堂の解体修理の時にお堂の整理整頓を行っていた時に発見されるまで忘れ去られていたそうです(神社仏閣あるある案件)。布でぐるぐる巻きにされたお厨子の中に善女龍王さんが入っていて腕や尻尾が取れていたので修復したそうです。

 

春の御開帳は5月19日で終わってしまいましたが秋季は10月12日~11月4日に御開帳されますのでご縁があればどうぞお参りください。

 

お参りが終わって駐車場へ戻ると隣のバイクのお爺さんから声を掛けられまして、車のナンバープレートが京都だったので声を掛けてこられたそうなのですが、現役を引退された京都の仏師さんでバイクでお遍路をされている方でした。少しの歓談の後、交通安全に気を付けて下さいと声を掛けてお別れしました。午後からは隣の愛媛県の石鎚神社(口之宮 本社)さんへ行って見る事にします。